羽田ーー>名古屋上空ルートが富士山にもっとも近い

この話題で大分盛り上がっていますが、私からもまとめのひとことを。

国内線の場合、羽田から富士山の北側を通り、名古屋(中部国際、小牧)上空を通る航空路が、最も富士山の近くを通ります。富士山は左側に見えます。行き先でいうと、岡山、広島、宇部、鳥取、米子、松江、福岡、長崎、大分、熊本などがあります。大阪、四国、宮崎、鹿児島行きは、右側に富士山が見えますが、少し遠くなります。

なお、北九州、山陰、中国方面から羽田へ向かって来るルートは、大島上空から房総半島を横切って木更津へとなりますので、富士山の南側を通るルートを使うことになり、左側に富士山が見えても、往きより遠くなります。南風の時は木更津から東京湾の北側を回って着陸するので、右側の窓から高層ビルのかなたに、夕陽に映える富士山のシルエットが見えるかも。

国際線については、韓国、中国方面行き以外は、富士山が見えてもかなり小さいでしょう。ヨーロッパ行きは新潟上空を通って行くので、あまり期待できません。東南アジア方面は海上飛行となります。以上、東京の場合を述べてきましたが、福岡、関空、名古屋発着のアメリカ線は、もちろん富士山が見えるでしょう。

以上は原則ですが、各便毎にルートの許可を貰って飛んでいるので、気象その他の状況により、異なる場合もあります。

現在、米軍横田基地管轄の飛行空域の日本への一部変換が検討されていますので、将来様子が大分変わってくるかもしれません。

随分長くなりましたが、参考になったでしょうか。



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