「・・の歩き方・・」にみる海外旅行の変遷・・・考 戦後30年たって海外旅行が自由化?古い言い方ですが、された当時はお金に余裕のアル人たちの一生に一度のやっとめぐりあった海外旅行でほとんどがツア・・・。 ここでは 要点だけ書いてあるガイドブックで充分でした。 仕事で出かける人たちは あたって砕けろ・・・精神で世界中を駆け巡り、困った時にはせいぜいミシュラン・・・。 で 安保騒動に端を発した学生運動のどん詰まりで 突然発生したバックパッカーの無銭旅行群・・・いわゆる何でも見てやろう集団が大挙して押し出した時には 頼りになるガイドブックは皆無でした。 何しろそれまでの海外旅行客層とは全く違う 旅行会社のお客ではない旅行社群の発生です。 で その体験集を寄せ集めて本にしたのが その名も「地球の歩き方」・・。そこには虚実・・ゴメンナサイ、取り混ぜたやや実の多い実例集がぎっしり。 ですから ガイドブックというより 私はこうして旅をしました・・・ブックだったんではないでしょうか。 この世代の生き残りが 本掲示板の名士? みどXXXつした殿。 ちなみにこの飛び出し世代の成功者が 日本に帰って始めたのがそれまでのルール破りのエアオン(格安?航空券専門の)HXS社の代表者・・・。 最近のように 普通に皆さんが海外に出かけるようになり ツアー客が激減? したら 旅行先で知りたい情報もやっと先進?ヨーロッパ並になってきましたが 依然としてほとんどのガイドブックは 事実の列記だけ。 で、地球の歩き方だけはまだ成立期の 実例集の名残を引きずっているので何となく・・・ほかと違う。 でも旅行の情報などというものは 日替わり、週変わり、月変わり、年変わりで、日々追いかけたら印刷費だけで出版社はなりたちません。 大体売れるエリアだって3年にいっぺんぐらいしか改訂・・市内のでは・・・。 ですから ガイドブックの無機質な書き方から読み取りにくい ナマグサイニュアンスを求めて 掲示板に・・・来ると考えています。 ですから この実体験に即したい・・・と願う編集者たちの かなわぬノゾミが僅かに他の日本製ガイドブックとの差になっているのではないのでしょうか 。 編集者の儚い希望にもかかわらず 掲載されている数々の無機質な旅行情報が旅行者(質問者)の頭の中に正しくインプットされ、有機的に実体化?されているかを 及ばずながらお手伝いする・・・いえその積りの おせっかいおじさん です
Re: 「・・の歩き方・・」にみる海外旅行の変遷・・・考 ぼうふらおじさん こんにちは ネット化が急速に発展し電話も世界中簡単に安く掛けられる時代に なりました。 日進月歩ところではなく、「秒進分歩」といったところでしょうか。 その中で情報伝達が活字という形で残るのは何時まででしょうね。 先日、チョット中国に行くので「歩き方」を買おうと思いましたが この秋に改訂版が出る予定とか、そこで図書館に行ったところ 97-98年版があった、となると情報は更に1~年前、10年前の 古文書を探しているのではあるまいし使い物にならないので借りるのを やめましたが・・・。 新聞と旅行書は何故か古いものは読む気にならないものですね。
新聞も旅行書も情動がベース・・? XXXどの(あいかわらずどう書くのか?) 旅行情報っていうのは 旅行者の意識も時とともに変化しますが 中国などの場合はとくに現地の人たちの生活感が急激に変わっていますから 極端に言えば 1週間たったらどこかのシステムが変ってる・・なんて事もあるのではないでしょうか。 そうなると 以前はこうだった・・・が今はわかりません、というガイドブックですね。 道路がかわり、町並みが変わり、サービス業の観念がかわり、交通機関が変わり・・・。 勿論一番変わったのが観光に対する考え方。 そして 日本人の中国に対する見方・・・あ、これはホントは変わってなかったりして。