06/06/27 19:08

ワインは酒屋で

私も今や義理土産は不要論です。
折角の旅行なのですから、喜びもしない相手に土産を買う時間が勿体ないし、
相手はその苦労や重い思いを理解してはくれないだろうからです。以前、
頼まれ土産の話題が上がったさいにも、大方は、「断れ」でした。

これまでの経験でも、「これどこのものですか?字が読めな~い。」という
程度で、ほとんどの人は何処のものか気にもしません。気合い入れるだけ無
駄なので、なるべく重石にならず、鞄の空間を占有しないようなものを買い
ます。気が乗らなければ何も買いません。

ワインですが、相手がイタリアワイン好きなら良いと思います。
しかしワイン=フランスと思い込んでいるかたなら、「なんだ安物のイタリア
ワインか」になってしまいます。それに、ワイン貯蔵設備がない家では高級
ワインが泣きます。重い荷物を持って帰るに値するワインは50ユーロ程度か
らと思います。20ユーロでも味には大差ない場合もあるのですが、本当に良
いワインを持って帰り、その価値がわかってもられるかたでないと、苦労が
生かされません。「日本で買えば数万円のワインをまざわざ買ってきてくれ
た」と大切に取っておいてくれるようなかたです。

このようなワインはエノティカに行かないとありません。酒屋の良さは、店
の主人(従業員でも良いのですが)と会話しながら、「このワインは絶対お
勧め」という言葉を信じて(暗示でも良いのです)、何か得をしたなと感じ
て持ち帰ることができる点にあります。

実際には10ユーロ程度でも美味しいワインは豊富にあるので、そのような物
は現地で消費してしまいましょう。このクラスでも酒屋をお勧めします。
スーパーマーケットで買う物は水代わりと思ってください。しかし、実際に
は、「昨晩レストランで飲んだ20ユーロのワインは7ユーロだったのか。」と
再会することは良くあります。

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