五日目
今日は移動日
モーニングコール9時で出発は11時とゆっくり
朝の涼しいうちに散策をする
ホテルの前は葡萄棚が続いており、その場は涼しい
町は碁盤の目のようになっており歩きやすい
ウルムチと違ってトルファンは高層ビルがないし、素朴な町である
裏通りは一般の生活が見られ面白い
民族の多さに顔の表情も髪色も言葉も様々で、ここが中国か!と思うほど大陸の広さに感動
家の前には家族が馬車に座っている
若い母親と1歳・5歳(どうにか片言のウイグル語が通じた)
例によってデジカメでパチリ
荷物を整理し、いざ残すところ一日の観光へ
葡萄溝は一大テーマパークのようだ
入り口は厳重に警備があり、そこを入ると両側には葡萄棚が見える
時期が早いので実は小さく酸っぱい
葡萄の青さと天山山脈から勢いよく流れくる水はまるでオアシス
所々で各民家が干しぶどうを並べ呼び込みをしている
葡萄がたわわに実るのは夏を過ぎてから9月頃がよさそう
トルファン博物館
砂漠から発見された恐竜が展示されている
日本ではゆっくり見ることが出来ないが見事なほど大きい
2階には6世紀頃のミイラが5体、展示されている
砂漠の自然で出来たミイラはすべてにおいて形が残っていて当時の生活、姿がわかる(感激!)
髪の毛(結い方)・歯・筋肉・爪など
かなり背丈が大きい
いよいよトルファンともお別れ
高速を約200㎞走りウルムチへ戻る
残すところ80㎞ぐらいだろうか、丁度ガソリンスタンドあたりで車が故障!
ドライバーは直しにかかったが無理みたい・・・
ガイドも「悪い知らせです車が壊れました」と
二人してウルムチへ電話している
代わりの車が来るまで待つしかない
誰一人として怒ることはなく、むしろ楽しんでいる
旅にはアクシデントがつきもの
スタンドの中には土産らしい物が置いてある
ラクダの乾燥肉・犬の乾燥肉など種類はあるが今一(何とも・・・)
さすがに犬は購入する人はいない
垢で汚れた姿でおばちゃんがなにやら走り回っている
見ると空になったペットボトルを集めているではないか
金額は忘れたが売れるらしい
しかし、スタンドの店員に見つかり怒られていた
怒られてもまたかけずり回っている(逞しいな~)
裏側には大地を走る列車の線路があり、見ることが出来るのを楽しみにデジカメを構える
寝台列車・貨物列車など4~5回通るのを見た
数えると約40両はあり走る姿は時間を忘れさせてくれる
1時間以上は待っているかしらウルムチ方面から同じ形の車が見えた
しかし、ここは高速道路 日本とは違いインターも少ない
何処でUターンしてくるのだろう
あれから待つこと40分・・かな
やっと来ました代替え車!荷物を入れ替え出発
ロスした2時間も広大な大地だったから許せたのかもしれない
帰国便は夜中だし私にとって思い出に残る出来事だった
ウルムチ着9時で夕食 食事も毎回、円卓を囲む中国の食で少々ばて気味かな
シシカバブは美味しかった
麺も自分で味付けをしながら食べたのは発見(さすが麺ロード)
その後は屋台散策(約1時間)
夜になると、いろいろな場所で屋台がでる
一番の楽しみは地元の人も旅人も一緒であろう
空港までは車で30分ぐらい
ウルムチ国際空港に夜中の12時頃到着
帰路も大○航空なので同じアジアの人でいっぱいだ
あの方々はビザがあるので手続きに手間がかかる
我々は先に通してもらう(半ば強引に?)
私はすんなり通ったが何人かの他のツアー客はミスがあったのか時間がかかっている
待合室で待っていると両側に設置されているテレビに人々は釘付け
そうか!サッカーが始まっているのか
日本に帰ったらサッカー三昧の日々が待っている・・・
出発は夜中の2時頃(眠たい)
これも地獄でソウル着が早朝6時50分
こんなに朝が早いのに仁川空港のお店はやっている
皆さん最後の買い物に忙しそう
私はとうとう何も買わずじまい
9時15分ソウル発→成田着11時30分
日本は梅雨だった
なんとジメジメとしているのだろう
そう思うと身体が急にだるくなってきた
日曜日だからお迎えあるかしら??と思いきや子供に車を乗って行かれた
シルクロードに惹かれて中高年の多さ
途中出会った「50日間のタクラマカン砂漠の旅」道中お元気で!
行って良かったシルクロード(コンパクトに)
次回は天山南路を目指すかな~砂漠のトイレも経験したい
記憶が薄れないうちに書きためることが大事
最後までお読みくださりありがとうございました
おばさんの旅は続く