③ <ムンバイでバスに乗り継ぎ> 続き

★「時間は無いよ」
ここから出るのがわかっただけでもいいか、と気持ちを取り直して次を待つことにしましたが、いくら待てども次のバスは来なく、聞いても「時間は無い!」と答えがくるだけでした。そう、ここはインドでした(^。-) それよりお金を恵んで欲しいという人たちや、タクシーの運転手がしつこく値段を言ってきて大変でしたね・・・1800→1500→1300→1200→1000ルピーとどんどん下がるし、最後はいくらなら乗るか?と聞かれ怖くてよけい乗れなくなりました(^^;)私はお金が無いのでバスで行きます」と断りの一点張りで通してました。インド人に聞いてもPuneまでタクシーで行かないので値段も分からずビジネスマン風の外国人の紳士をつかまえていくらくらいするか聞いてみました。「Puneまでは高いし、危ないからやっぱりバスを待った方がいいですよ」と言われ、そうするのが一番と気を取り直してあのいやなシャトルバスに又乗りドメステイックまで戻りました。Internationalでバスを待つ間いろんなタクシーを観察していました。一度わか~いお兄さんでとても人が良さそうな人がいたので聞いてみましたが「Englishはわかりません」と断られてしまったんです(;。;) 戻ってすぐ前に人が良さそうなお爺さんの運転手がお客を降ろしたので聞いてみました。残念ながらお爺さんはPuneまでは行かない人でした。「ダーダルという所からダイレクトにPuneまで行くバスが有るから行きたいか?」と聞かれ「いきたいです!そこへ連れて行って下さい」とお願いしてタクシーに乗りました。時間的にかなり走りちょっと心配もしましたが、このお爺さんは信じられると思い覚悟を決めて私も真剣でした(*。*) その人はタクシー代は150ルピー(かなりの距離だったので納得)でバスは250ルピーとすぐ教えてくれました。
やっとバスの出発地に着いて日本のようなきれいな観光バスが二台待っていたので出発に間に合うか焦りました。荷物も下ろしてくれてチケット売り場も教えてお爺さんは帰りました(後でチップを払うの忘れた事に気が付き本当に申し訳ない) 
★すぐ出るお金がどのくらいかは、前もって確認して置くべきでした
皆が並んでいる所へ私も並んだのは良かったんですが、タクシー代を払ったら小銭いれに後200ルピーしか無かったのです(><) 何と言う事!!タクシーの中で出して置けば良かったのに、余裕もなかったんでしょう私・・・。洋服の下にドルと円とルピー(前回の残り)が入ってるので出すしかチケットは買えません。”こんな所で一番危ないじゃ~ん!”と心で叫びながら幸い大きなバッグを斜めかけしてましたし、Delhiで買ってもらったパンジャビを着てたのでなんとかあまり目立たなく横から100ルピー札一枚だけひっぱりだすのに成功しました! いざ私の番になると売り場の叔父さんは「350ルピー」だと言うんですよ~!そ、そ、そんんなあ~(><) 二度とあんな危ない事をここでしたくない!!と「私はもうお金が無いの!!」と必死な顔つきで言う私に何も言わずにチケットが渡されました。途中で降ろされるかとちょっと心配にもなりながら急いでどのバスに乗るのかそちらへ行こうとすると、まわりのお客さんに呼び止められて誰かがお釣りを12ルピー?受け取って渡してくれたんです(@。@) 結局バスは288ルピー?「ええっ、お釣りがあったんですか?!」と受け取って、私のすぐ前に買った人に「あなたはこちらのバスですよ」と教えてもらい、や~っとPune行きにバスに乗ることが出来ました(^0^)ノ                                    

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  • ④ ムンバイのインタ-ナショナルへの移動

    帰りの時、Pune空港まで送ってくれたホストファミリーの両親が教えてくれたのですが、「ムンバイに着いたらエアラインのバス(?)に乗れるからそれでインターナショナルへ移動するといいよ!」と教えてくれました。行く時に間違って乗ったあのバスの事が浮かびましたが、どうも話の様子が違っていました。
    ムンバイに着いてトランクを受け取ってジェットエアラインの人に「インターナショナルへ行くバスはどこですか?」と聞くと「あそこに待ってるバスだから急いで行くように!」と教えてくれました。そのバスは行く時に乗ったあの怪しそうなお兄さんたちのいるバスではなくて、空港の敷地内を走りインターナショナルまで移動する空港バスでした。日本で移動するバスと同じようなバスでホッとしました。

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  • 乗り継ぎに必要な電話連絡

    フライトのキャンセルによるフライトの変更やバスに乗り継ぎなどで一番必要なのは電話連絡でした。

    小銭もない私はまずDelhiの空港内で電話をPuneにかけました。電話ボックスまで案内してくれた若いお兄さんはとても親切でした。でも私の番号を見てダイヤルしてくれると言うのでやってもらったら、+91まで打ってしまい「お前知らないのか?」と電話係りの叔父さんがかけてくれてやっとキャンセルの件を伝える事ができました。いくらか聞くと「80ルピー」と言われ手に持っていた100ルピーを渡すとおつりが30ルピーきたので?と思ったけど私はキャンセルの件でそれどころではなくそのままお財布にしまい歩き出しました。案内人のお兄さんにお礼に10ルピー差し出したのですが「私はいいです」とどうしても受け取りません。私のレシートを見てボラれたのが分かったのでしょう。その後でムンバイからバスで行くと3:30ごろになると聞いてチェックインしてからもう一度電話をPuneまでかけました。その時は結構話したのに22ルピーで、やっと最初のはやはりボラれたと分かったんです(;。;) 一番いけなかったのは、私が早く電話しなきゃ!と100ルピー札を手に持って電話の前に行ったことです。なんて馬鹿な事を!と反省しました。
    ★お金は先に出しておくのをやめましょう(特に小銭が無い時)

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    携帯電話を借りる

    やっと乗ったバスはPuneの空港行きではなくPune駅までと聞いてショック!それでもPuneまで行ければまずまずと思えました。約束の時間までに空港にいけないので電話連絡をしたいけどもうバスはすぐ出発。隣のおじさんに勇気を出して事情を話し携帯を貸してもらえないか聞きましたが「空港へ着いてから電話したら」と断られ、やっぱり貸してくれないんだ・・・と私はいじけてしまいました。乗ったばかりの知らない外国人のおばさんから頼まれてたのですから当然ですよね(^。^;)
    しばらくいじけてた私。でも気持ちを取り直そうとバッグからキャンデイを取り出して食べようとしたとき、隣の意地悪(その時は)なおじさんに上げないで食べるのも気が引けるので一個上げて一緒にアメを食べました。その後しばらくおじさんは眠り、私はお化粧直しなどして気分的にもシャンと復活してきました。睡眠中のおじさんの携帯にまた電話がかかり、話した後携帯をしまわずもじもじしていてついに「この携帯で待っている友達に電話をかけなさい」と言ってくれたんです!自ら番号も押して呼び出してくれて、遅れることや、バスがPune駅に着くことなど連絡ができて本当に安心しました。今まで意地悪だったそのおじさんが神様のようにさえ思えてきました。我ながら勝手な者だと呆れながら。感謝の気持ちをたった一枚有った10ルピーを出しましたがおじさんは「お金はいいんだよ」と受け取りません。バスの休憩の時「コーヒーを一杯お礼に!」といいましたが、逆に私が一杯ご馳走になってしまいました。ボトルの水を買ってやっと小銭も増えたので30ルピー電話代として渡そうとしましたがどうしても受け取ってくれませんでした。プネーまでいろいろなお話をして、もう一度私の友達にちゃんと詳しい私の席番号までしらせておじさんは先に下りていかれました。最後にはなんと「良かったら私の家にも遊びに来ませんか?」とまで言ってくれました。インドで出会った二人目の親切な男性。一生忘れられません