05/07/24 21:06

お金の問題よりも

現地係員や本人の意思疎通の不備で乗り遅れた、病気で乗れなくなったなどの場合は、連絡がつけばそれほど問題なく、空きが出た即近の便で対応してくれることもあります。お金の問題も、相談すれば(駄目なときだってもちろんありますけど)返金がないだけで追加徴収なしにしてくれる場合もあります。

ただ、無連絡で乗らない場合はお金の(航空会社との)問題よりも、むしろ空港(出入国管理局、警察、情報部等)との問題が生じる恐れがあります。

テロリストや犯罪者に航空券を譲ってしまった(ATB券で出さないエージェントもまだあるため(田舎のほうとか)、シーリング処理でデータ書き換えできてしまったり、名義変更してくれたり、買った側が偽造パスポートなどでうまく使ってしまったりなど)のではという容疑がかけられたり、パスポートに知らず知らずの間にブラックデータが登録されたりという可能性があるのです。あなたにその意思がなくても、当局からみて可能性を疑われたら、後々の海外渡航のときに、そのブラックデータが元で別室送り、強制送還、帰国後のパスポート発禁(生涯取り上げというケースもありました)などに発展した例があるのです。割合で大したことがなくても、絶対数でみると無視できるような代物ではないのです。

実際にこの手のトラブルで現地で拘束され、ご家族の方と迎えに(私は通訳として)行った経験が何度もあるため、決して大げさなことを言っている訳ではない旨を付け加えておきます。

航空会社もこういうことがあるとその人に販売した責任を問われる(旅行会社も同様)ため、購入時にはまず間違いなくやめてくれと(日本であれば)言われると思います。

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