今夜は軽食、でもBarでは侘しい (Vigo) お昼(14:00過ぎ)にジャガイモ盛りもりの、Bacallau a la Cachata(?)を皿半分食べたので、夜(21:00過ぎ)は 軽く済ませたかった。しかし、スープは欲しい。 バスクだとこれはどうしようもない、前菜+前菜の組み合わせに なってしまうのだが、ガリシア地方は料理の位置づけが一番 日本に近いため(注:和食と言う意味ではなく、量の調節が利く)、 古びた伝統的な居酒屋っぽいお店を探しにウロウロした。 けっこう夜は肌寒いのに、半袖で外で頑張る人は多い。 爺ちゃんが仕切っているらしい、小さいお店に入ったら、 Caldo GallegoもEmpanadaもある、ということでその2つに した。 隣のテーブルは、ガリシア地方に1年米語を教えに来ている アメリカ人のようだ。アクセントが東部なので、話の内容が ガリシアに到着して以来、最高に聞き取れる。んがっ、私が 散々聞かされた外国語に対する不満ばかり・・・危うく、もし 飲みに入ったのなら、文句を付けていたかも? まず、Caldo Gallegoが出る。パンと一緒に食べていると、 隣の視線、爺ちゃんの視線を感じる。そりゃまぁ、東洋系 他にいないもんね。身体が温まった所で、Empanada登場。 これは、ガリシア地方の「おにぎり」もどきで、遠出の際、 持って行くそうだ。MadridのBarでも食べたことがあるので、 興味ある方は、"Un piso de empanada, por favor?"でどうぞ♪ 今回の具は、さすがSantiago de Compostelaに近いのもあってか、 小さい帆立貝。確か、帆立貝ってフランス語でも、San Jacques だかなんだか呼びますよね。聖地Santiagoに因んでいます。 22:00を回っているので、Cafe soloであっさりすっきり 終わらせ、夜のVigo Downtownをふらつくことにした。 初めて、夜のイルミネーションを、電磁亀吉君で撮ってみるが、 何だか光が尾を引く。夜間という設定にしたのに、わからない。 さて、これが今回の旅の最後の夜なので、明日のお買い物+最後 の御馳走を期して、宿で休む事にする。