Re: それは、残念 ! 何気ない記憶は、大きく美しく心に残るもののようです。 私も今回、約20年ぶりに訪れたあるロンドンのお宅に行って「あれ、キッチンこんなにちいさかったっけな(確実に、当時の約半分位の面積になってるように感じた)」ととまどい、人間の記憶の不確かさと記憶合成の誤謬を実感しました。期待感が大きいだけ、がっかりすることも多いですね。
たしかに、 たしかに記憶は、たまたま行った、まさにその時のインパクトで決まります。 つい先日、NHKの世界遺産シリーズ・イタリア編で、サンジミニャーノを見ました。 ここに行ったのは10年前でしたが、映像で映し出されたのは、狭い村に、観光客の山。 最近は日本のツアーも行くので、もう大観光地なのでしょうが、 ヒッソリした村と、ザワザワ観光地では、同じ村でも旅人として受ける印象は、かなり違ってました。 最近は、色んな場所に旅行するのを、一つのバロメーターで、見てます。 それは、 1.日本のツアーが行くか? 1.地球の歩き方に紹介されているか? 旅行ブームの波よりも、若干でも早く訪れると、いい旅が出来てる様に思いますが、 この所、押し寄せる波に飲み込まれかけていて、アップアップです。(苦笑)
世界遺産 あれはあれで、地元の人とのトラブルが絶えないようですね。 「世界遺産」で大々的にPRしてくれて、地元にお金が落ちる代償としてゴミの山とか、地権者や行政の権利制限とか、結局、何のための世界遺産指定なんだろうと考えさせられます。熊野古道の石段のコケが、観光客増で剥がれた惨状などの報道を聞くと、英ナショナルトラストみたいな徹底的な保護があるわけでもなさそうだし、そもそも新参者・世界遺産の格って、重要文化財指定ほどの価値もなく、基準は単にユネスコの好みで決めてるみたいな所があるでしょう?私は「世界遺産」商法には、ちょっと否定的なイメージを持ってます。 「地球の歩き方」誌は、一頃、若者の自由旅行者の間で圧倒的なシェアがありましたが、今はテレビの旅行番組で紹介されたかどうかが、の方が、人を呼ぶのに大きな力を持ってるとおもいますね。世界遺産の特番などもそれに並びます。今時、余裕で海外旅行にいける層は、家でずっとテレビを見ているリタイヤ世代がメインでしょう。なので、むしろ需要にともない旅行ガイドが追従して企画されてるというのが、現状ではないかな???