曇り後時々雨のLa Corun~a 昨年11月のガリシア道中を想定していた時は、真面目にRias Altasも 行ってしまうつもりだったので、ガラスが日光に反射した、ある夏の 綺麗なLa Corun~aの街並みに魅入っていた。 しかし、Carballoから乗り込んだ頃には、雲行きが怪しげであった。 勿論、ディパックには軽量折畳み傘”気分はオレンジ”は入れておく。 キヲスクのおばさまに、旧市街に行くバスを聞けば、「そこの道の端の バス停がそうよ!」と、聞こえた気がした。端って、一番手前のあそこ? 何だかバスが来たので、乗り込み、運転手にしつこく確認する。 ボケラーと半島を走り抜ける街並みを見ていたら、急に運転手に 下ろされた。 どんより曇りなので、写真にあった場所の筈だが、綺麗ではない。 ちゃんと掃除はしているのかぃな? 日曜日で人通りも少ないので、テキトーにその裏に入ったら、いきなり 旧市街のど真ん中、まるでMadrid Plaza Mayorの白くてお綺麗さん バージョンになった。まん前が市庁舎で、教会が隣にある。 お店、レストランはそのあたりにしか見当たらないのをチェック♪ ぐるぐるテキトーに石畳の道を歩いて行ったら、断りも無く終わって しまった・・・ ここらへんは、海岸線に沿って、トラムが走っているはずなのに、無い! 仕方が無いので、砦を通り越して、ヘラクレスの塔まで、ひたすら歩く ことにしたが、歩けど歩けど、逆風は逆巻くわ、雨っぽくなるわ、 あっか~ん(●●)===33 自慢の日本の軽量傘を、開いて見せびらかしたいのだが、生憎風が強いので、 『雨にも濡れて、風にも吹かれて』ひたすら歩いて、坂をひたすら上ったら ヘラクレスの塔に辿り着いた。 ⇒ またもや、古代的な名前に騙され、実は17世紀に建てられたとわかり、 悔し紛れに、館内の入場者名簿には、漢字のサインを残す。 (同じ事を、この前バスクのViscaya巡りでやったので、成長は無い!) グルグル上り、写真を撮り、グルグル下ったら、すっかり雨になっていた。 坂の下までおりれば、トラムが来ている。ダッシュで乗り、そこからは、 トラムでグッテグッテ海岸線を眺めることにした。 最初旧市街から歩き始めた地点に、トラムで戻る。 そろそろ、お昼を食べて、またバスステーションに戻らないと、Vigoに ついたら夜になってしまうので、先程の広場に戻り、レストラン物色。 身体が冷えたので、Caldo CallegoにBacallau なんだったっけを 注文し、これからバスなので、おとなしく水にする。 最初の10口は美味しかったが、塩辛く、量も多いので、半分残して しまった。コックさん、ゴメンね。 かなり、15:00のバスにはギリギリなので、タクシーでターミナルに 戻り、ピギーを回収、バスを待つ。 La Corun~a - Vigoまで、通しのチケットを買ったのは、私だけだった。 (運転手に念押しされた) つまり、Santiago de Compostelaを中心として、見事、ガリシア地方は 上下に分断され、情報が伝わらない、人の交流もイマイチない感じ? 時刻かっきりに出発し、どんより曇り時々雨のLa Corun~aを後にしたら、 段々空も晴れっぽくなってきて、Vigoの夕方はすっかり晴れていた。