Re: この16日間計画をより充実させるアイデアをいただけないでしょうか!? 私自身は、チューリッヒから主だったチロルどころを全部すっ飛ばしてアルプバッハなんて、物好き以外の何物でもないような気がしますが、それでいいと思われるのなら、もう私がとやかく言うことではないでしょう。それなら近場でツィラータールのマイヤーホーフェンかツェルアムツィラー辺り、またはゲルロス峠を抜けてクリムルへ抜けるのがよいのでは。クリムルも結構いい村だと思います。ここからツェルアムゼー経由で山岳道路に入れます。 ただゲルロス峠越えはバスの本数が少なくて少々厳しいですが…。またグロスグロックナー山岳道路も中核部分のツェルアムゼー方面は本数が少ないですので、もしバス利用であれば、要時間確認の上おでかけになってください。 U字谷で普通それほど湖などのないチロルで水際の風景というと、泊まるところではないですけど、日帰りハイキングでピッツタールのリフルゼーとかよいのでは。アッヘンゼーはきれいですが、そういう意味でチロルの中ではやや異色かもしれません。 山岳道路は天気の悪い時に走っても意味ないですので、悪い場合道路に入らずツェルアムゼー止まりか、フェルバートンネルを抜けて南のリエンツへ抜けるのがよいのでは。もちろんただのんびりしていればいいのなら、ハイリゲンブルートで二泊でもよいですが。 チロルはそれぞれ谷にそれぞれの魅力がありますから、どれもチロルはチロルです。両側に3000m級の岩峰を揃えたアルペンの雰囲気が強い谷は見応えはあるでしょうが、それがイコール最もチロル的、というのはまた違うでしょう。北八ヶ岳と南八ヶ岳のどちらがより八ヶ岳らしいか、というのと変わらないのでは。またチロルらしい素晴らしい維持された集落、というのは逆にある程度意識的に観光目的で維持されているものですから、素朴に見えても結局は客商売だったりするという面もあります。まあこんなこと書いても余計なお世話かもしれませんし、それでも十分是非行ってみたい地域であることは事実だと思いますが。 以上、余計なことばかり書いたような気もしますが、多少は参考になれば、と思います。
ありがとうございます! チロル的風景と水辺とはどちらかというと相容れないものですね? 素人のガイドブックだけが頼りの計画では後々「こうしておけばよかった」「ここに行っておけばよかった」と後悔することにもなりかねないので、AsymHさんの「主だったチロルどころを全部すっ飛ばして・・・」との言葉、痛快で非常に頼もしいです。 チロルという、文化圏を是非体験したいと思います。計画の半ばは現地で変更もあるうるものとして柔軟にしておこうと思います。チロルで沈没してしまったりして。それくらい魅力にはまってしまえればいいなあ。