Re: ありがとうございます+追加の質問

本来航空券(ノーマル)というものは、買った航空会社に限らず、その区間で飛んでいるどこの会社にも乗っていいものです。上海のJALで当時は安かった香港から東京のノーマルを買い、香港の空港に着いたら,ANAのほうが1時間以上早くでるのでANAでチェックインしました。席があれば、それもありです。次の欧州往復はJAL(格安)にしましたが。

要するに区間ごとに全部異なる航空会社でOKです。
ロンドン発は当時は35万ほどだったので、今は40万くらいと思い記しましたが随分上がっているのですね。

トルコ航空、エジプト航空、イラン航空などで東京までの片道ノーマル料金を聞き、安い所で買うといいです。
そこまでは格安で飛びます。入国にさいし、出国の航空券提示に備え、ロンドンで、購入国から隣国へのノーマルを買い、あとで払い戻します。実際には往復格安券で、帰りは捨てますが、マナー違反なので、面倒な方法を記しました。

ヒップチェックという専門用語がでていますが、全区間で購入料金よりも高い料金はないかを調べることです。昔は近いはずの、香港～ソウルのほうが、香港～東京より高かったので、香港～ソウル～東京は、香港～ソウルの料金となりました。よって十数カ国も寄るとチェックに時間がかかり、発券は翌日以降になります。

私の場合

私は2003年の2月から5月に掛けて貨客船でニューヨークから西回りにパナマ、スエズ運河を通ってロンドン近郊のテイルビリーで下船し
電車とタクシーでピカデリーサーカス近くのHISロンドン支店へ行きました。
その日のホテル、アルバニア、旧ユーゴ、コペンハーゲンから北極圏へ行き、
再びコペンハーゲンからSASの東京行きで帰ってきました。
ロンドン、コペンハーゲン間とコペンハーゲン、東京間の航空券その他合計でで13万円前後と記憶していて、
前に乗ったフランクフルトからのドイツ航空片道が10万円で一番高かったですから、それよりも航空券自体は安かったと思います。
なおHISのロンドン支店は日本人社員が10人以上はいました。

なお一番安かったのはロンドンではないですが現地旅行社でイスタンブールから前夜1泊つきで570ドルでした。
私は東京から外国への往復切符片道放棄はやりますが、外国から東京行きの往復切符片道放棄はした事はありません。

なお世界一周圏は何れ5大陸を回るときに買おうとは思っています。
しかしロンドンから東京へ帰るような場合は途中に寄る場合でも多分買う事は無いと思います。

私の場合は船の時もそうでしたがヨーロッパへ鉄道で行き帰りは別コースという事も有りましたので、片道切符は3回使いました。

ロンドンからは£3000程度

BAも片道の割引運賃を出したので、£675.50とかの片道料金がありますが、
制限なしのノーマルは£3000程度するはずです。普通の人には簡単に払える
額ではありません。

幸いにBAは片道でも制限の緩い割引料金を出すようになったので、これで、
ギリシア以東に飛ぶ。その後、割引運賃を使って、各地で買いながら転々と
旅するか、航空運賃の安い国を探して、そこで一気に日本まで買ってしまう。
完全ノーマルは、どの飛行機でも乗れます(あくまで空席があればの話し)。
さらに許容マイルなどを使って寄り道や遠回りも可能です。

しかし、ここ10数年の間に、改訂に継ぐ改訂で計算が面倒になったのと、
運賃値上げが行われたため、海外発券もかなり使いにくくなっています。特
にHIPチェックは重要なので、これを知らないと大変なことになります。初
心者にはかなりハードルが高いので、本当にされる際は十分な研究をしてく
ださい。

ロンドンにはこの手の旅行形態に強い会社がたくさんあるはずです。
日本企業だけを相手にしているような代理店では無理でしょうが、地元の客
を対象にしていたり、バックパッカーに人気の代理店なら情報を豊富に持って
いるはずです。

Re: 追加の質問

通常「ノーマル」と呼ばれる普通運賃の航空券には二種類あって、一番高いのが所謂「ド・ノーマル」と言われる「IATA普通運賃」の航空券です。
この場合は"endorse"・"reroute"・"refund"何でもありです。
通常はこちらを指します。

もう一つが「制限付き普通運賃」で、"endorse"が出来なかったりS/Oに制限があったりします。


実際に購入する際は、キャリア・ルート・降機の有無等々を反映しながら料金を計算しますので、今回のニュアンスだと前者はほぼ確定ですね。
chiquitaさんも仰有っていますが、そういう意味ではアライアンス毎のRTW航空券は使いにくいというか腹を括って発券する必要があります。