チュニジア観光

 Eldinさん、こんにちは。

 私も「アフリカ」に行った初めての国がチュニジアで大ファン(モロッコに行った友達から話を聞く限りでは、チュニジアの方がよさそうです。)ですが、そこまで言われるとちょっと・・・・水をさすようで申し訳ないですが・・・・。

 まず、私の経験では今まで行った中では「英語が最も通じない国」(数年前の話ですが)でした。入国審査で「泊まるところは?」でひっかかったのですが、審査官が仏語しか話さず説明に苦労しました。帰りのアリタリア航空のチェックインカウンターも英語は話さず仏語。街の警官、バスターミナルの係員、(安)ホテルの従業員・・・・英語をしゃべる人とは出会わなかったです。カフェドパリの前の路上の公園で一息していたら近寄ってきた物乞いも「マンジェ、マンジェ・・・・(仏語のeat)」逆に学生も含めて仏語の普及水準というか、教育レべルがすごく高くてびっくりしましたが・・・・街中の人が英語をしゃべってくれましたか?

 また、あの国はエジプト等と同様、ベン・アリ大統領の20年近い長期政権が続いていて、大統領への批判はタブーです。街中のいたるところににたくさんかかげられている肖像は建国の父のブルギバ大統領ではなく、ベン・アリ大統領ですよね。よく分からなかったんですが、クーデターで追われた人の肖像を掲げることはないとは思うので・・・・。

 カフェドパリは確かに男ばっかりたむろっていて、入るのにはなかなか勇気がいるなあ。と思いました。口の悪い人は平日の日中にカフェにあれだけ人がいるのは失業率の高い証拠。と言う人もいますが・・・・。

 地中海クラブのリゾートがいくつかあるので、日本のクラブメッドの代理店に聞いてみたことがあるのですが、「地中海の方面は扱っていない。」とのことでした。だってもともと地中海のリゾートから始まっているから「クラブメッド」って言うんじゃないの?と突っ込みたくなりましたが・・・・

 ローマの遺産も残っているし、カイロウアンのアフリカ最古のモスク、カルタゴのフェニキア人の遺跡(神へのいけにえにするために子供の首を切った台、なんかも残っています。ローマがカルタゴを攻めた理由の一つに、このような「野蛮な習慣」(コロッセウムの競技等、大して違わない気もしますが)があるから。だそうです。)等、文化の交差点のような国なので、北アフリカに行くならば、以上のような点を「引いても」一番お勧めの国です。

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