Camarin~as/ Muxiaへ: 一日運転手さんと一緒

さて、Rias Altasほっつき3日目、この日は、Finisterreよりは
近いけれど、遠い地点の漁村らしき村を目指すことにしました。
前日の苦い思い出があるので、きっちり乗る前に、行先を確認します。

この日の目的地は、もろ「ガリシア地名」です。
⇒ カマリーニャス、ミュシィーアという発音です。
 スペイン語では”X”は稀にしか出ませんが、バスク・ガリシア
 地名ではかなり出てきます。バスク語では、Ch(チャ)発音、ガリシア語
 では、Sh(シャ)発音になるので、ややこしいです。

さて、La Coruna発Carballo等々経由Muxia行きは、一日1往復しか
していません。片言のスペイン語で、運転手さんを突っついた所、
Camarin~asで休憩15分で下ろされた折、「●●で何時に拾った
あげるから、帰り道もボクのバスに乗れば大丈夫!」と言われました。
因みに運転手は、ちょっと先のFisterre手前でSiestaのようです。

【典型的なRias Altasの漁村】
という説明のスペイン語を読んだので、行くことにしました。
手元に地図も説明もないので、村ほっつき歩きです。

週末なので宿のBarは10:00~なので、ヨーグルトを食べてバスステーション
に向い、朝食は休憩したCamarin~asで取りました。Tortilla de patata
とあるのに無いので、Empanadaにしました。

食べてちょっとしたら、次は目的地のMuxiaまで、山道を行きます。
途中で幾つものガリシア地方特有の「貯蔵倉」を見ました。
(AMiGOに写真UP予定)

着いたMuxiaは、まぁなんだ、老人と子供ばかり・・・
適当に歩き始めたら、墓地に行ってしまいました。途端、最近は避けて
いたので、久しぶりの、あの鳥肌+背筋ゾゾゾーモードに切り替わり、
引き出し式の墓地で興味深いんだが、写真を撮ったら間違い無く日本の
丑三つ時に、枕元に立たれてしまうので、見るだけにしました。
きっと、海難事故の犠牲者がた~んと葬られているので、成仏出来ていな
いのでしょう。海外でここまでになるのは、珍しいです。
(ガリシアは幽霊・妖精伝説が豊富だそうです)

墓地から1ブロック離れたら、また身体がすっとしました。やれやれ。
そこから、村を突っ切ってしまったら、急に荒い岩石海岸に出てしまった
ので、焦ったら、村の反対側でした。

ブーラブーラしていたら、雨が降ってきたので、慌ててBarまで行き
Cafe con Lecheで休憩。ガリシア語で珍しく大声でがなりたてている
チーム:大声爺が、珍しそうにこっちを見ながら喋っている。

30分程度でまた晴天になったので、昼食所を探したところ、つまり
Barもある通り沿い程度にしか、お店も食べる所も無い。
こういうところのMariscosは美味しいだろう、と一軒目星を付け、
ブーラブーラ再開。今度は、石を積み上げたガリシア家屋っぽい
通りを中心にぶらつく。

ここで思った・・・
自分がぶらつくのは、この1日だからいいけれど、ここで1週間なり、
1ヶ月夏の休暇と来たら、飽きて、バスに乗って別の所に行ってしまう
だろう。

お昼の時間になったので(バスの時刻も迫っているので、急ぎ気味)、
Mariscos屋に行けば、まだスープはない、これもない、のナイナイ尽くし
であった。でも、ここで食べねば喰いッぱぐれ!

Gambas a la Planchaにする。そうしたら、おまけの油ぎっとぎっと
の小皿が来たので食べる。チョリソの切れ端、目玉焼きの中心部分のみ、
Fried Potetoが乗っている。お次に来たのは、エビ君。なかなかに
美味だが、エビだけっていうのは、寂しい・・・

これから山道なので、Cafe Soloですっきりさせ、運転手との待ち合わせ
ポイントまで行くと、恐るべし・・・こんな山道と漁村しか走らないルート
でも、時間前に到着した。やれやれ。

また、Camarin~asまで行けば、90分の休憩???
また村歩きをするが、墓地すらないので、ラベンダーグッズを拠って、
スーパーに行って、Cafe con Lecheを飲んで、今度こそCarballo
まで乗っていった。

2つしか村に行かないのに、出発時間08:55、同じ地点に同じバスで
運転手で戻ったのは18:30。歩きつかれた上に、更にトボトボと
宿まで疲れ気味に戻った。

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