長文ご容赦。Re: 怒られるかもしれませんが さすけねえさんへ はい、確かにインドをはじめ東南アジアの国々に沈没してしまって、自堕落な生活をする長期滞在者はいます。 まず直感で分かります。 服装は決まったようにランニングシャツと半ズボン、サンダル。頭にタオルの頭巾をして、伸ばし放題の髭、日焼け。 彼らは仲間と固まって、ぶらぶらと滞在地をぶらつくだけです。一人では動きません。英語がほとんどできないから。 ゴアを最後に訪れた年。一目見るなり麻薬ジャンキーの青年がいました。目の焦点が定まっていず虚空をさまよう。 もう、これじゃ社会復帰は完璧に無理だなと思いました。 私も人様からご隠居さんと呼ばれる年齢になりましたから、(笑) そうした連中に話しかけたりもせず無干渉です。 けど、彼らの生活の実態が大変だと判断を下すのは傍観者サイドであり、本人たちは楽しくやってるかもしれない。 それと、さすけねえ様はアジアもヨーロッパも均等に旅行されてるので、まさかそんな偏見は持っていないと確信しますが アジアに長期滞在する者は、ただ無為無策で駄目な生活をずーっと続けているのであり、 アメリカ、ヨーロッパなど先進諸国に長期滞在する者は、ちゃんとしっかりした目的意識を備えているのだと解釈したら それは、とんでもない錯誤でしょうね。 ホームステイ先ではニュージーランドが人気だとか。 http://bbs.arukikata.co.jp/bbs_past/tree.php/id/162716/-/parent_contribution_id/162714/ ホームステイして英会話学校でみっちり勉強して、あるいは大学に在籍して専門領域の学問を身につける。 そんな崇高な生活をしている者はごくごく限られています。 まず、ほとんどは親のスネをかじって海外に行かせてもらい、現地で遊びほうけている。ま、そんなところでしょう。 だから、当掲示板読者に欧米崇拝主義者がいて、アジア諸国に長期滞在する奴はロクでもない奴なんだとの 差別とか偏見で凝り固まってしまう。 そして、私みたいにインドに詳しい者に反感を抱いたり、挙げ句の果てに 敢えてレスする必要もないのにレスして茶々を入れてもらっても、いささか迷惑なわけなのですよ。 それと、社会復帰とは何か考えてみましょう。 たとえば、海外放浪を経験して帰国後、公務員採用試験を目指して勉強し、パスして公務員になる。 あるいは、平均的日本人が描く生活設計から少しでもずれることなく無難で安定した生活をするよう襟を正す。 こうした人生のルートを歩むのが社会復帰というのなら、あまりにも視野が狭いと言わざる得ません。 海外放浪の末、傍目から観れば過去の安定した生活を捨てて、得体の知れない自由業 ? かなにかやっている。 それはそれで、本人がそうした人生を選んだのだから、誰にもとやかく言われる筋合いではありません。 それとですね、べつに揚げ足とりをするわけでは決してありませんが 老後の生活を楽しむために海外に長期滞在するのを肯定的に述べていましたね。 しかし、別トピにもありましたが、タイにコンドミニアムを借りて長期滞在して、やれゴルフだ女だと遊びほうけている 親爺たち。いい歳をして恥ずかしくないのかとの印象をもちますね。 写真家で作家である藤原新也。古い話ですが、タバコを買いに行ってくると言い残して、ぷいと家を出たなり 空港からそのまま長期海外旅行に出てしまったと述べています。パスポート持たずには無理なので脚色だと思いますが。 けど、極端な放浪癖があるのはべつにして、会社を辞めて無性に外国に行きたくなってしまった。 その時点では、帰国後にどうするかとかまるで思い描けず、ただ現実から逃避と非難されようが、どう言われようが 構わない。とにかく自分は、ここで会社を辞めて外国に行くことが一番したいことなのだ。 その気持ちはとてもよく分かります。 むろん、消費者金融からお金を借りて資金にするとか、そんな無計画では困りますけれど。 みどくつさんが、2年9ヶ月かけて世界一周して、出した結論が「海外旅行に行く奴なんかロクな奴じゃない」 みたいなことを述べておられました。 この言葉を、みんな、じっくりと考えてみてもいいのではないでしょうか。自分をふり返る意味で。
Re: 長文ご容赦。Re: 怒られるかもしれませんが ブーバー様 人それぞれの生き方があり、旅行の仕方があると思います。 【彼らの生活の実態が大変だと判断を下すのは傍観者サイドであり、本人たちは楽しくやってるかもしれない。】たしかにそうです。 ただその世界から足を洗うことは非常に難しい、結末を知っていてその道にいや崖っぷちから降りて行くが良いですか?・・・とカキコしたのです。 私もその世界に行きたいとも思っていますが、現実は行けないからそして、今の生活を捨てては二度と戻れないのを知っているから行けないのです。 【老後の生活を楽しむために海外に長期滞在するのを肯定的に述べていましたね。】・・・私たちも、子ども達が独立したら夫婦でその生活を・・・月単位世界を巡り、時々日本に世界の一カ所と自宅に戻る生活を考えています。 物価が安く、食べ物が美味しい、酒も美味い、季候も良い・・・限られた年金を少しでも有効にするために海外暮らしを・・・そのためにどこが良いかも下見していると言っても過言ではありません。 まー、その道に行くのは個人の人生・・・ただその道に戻る道はないのを知っていて行くのも人生・・・それをトピ主に伝えたかったのです。
Re^2: 長文ご容赦。Re: 怒られるかもしれませんが さすけねえ様 さすけねえ様のおっしゃることもあながち間違ってはいないと思いますし、現実にそうなることもあるかもしれません。 ですが、今回僕が仕事をやめてと書いたのは、旅をしたいからという意味だけではなく、他のさまざまな理由の中で色々考えた挙句の結果であって、その後にじゃあ次の仕事を早々に見つけるのではなく、長年の夢だった少し長めの個人旅行に行ってみようと思ったのが本当のところでありまして・・・ ですので、別にこの世の中(日本)が嫌だからとか、何もかも投げ出して世捨て人のようになりたいというわけではありませんので、そちらのほうはあまり心配なさらないでください。 結果的にもし現地に赴いてそういう状態になってしまったとしたら、その時はフ-バ-さんのおっしゃるとおり、それはそれなのかもしれません。 ただ何も行動をしないで答えを出せるほどの小さな決心ではないのです。 現在20代半ばをちょっとすぎました、ですが旅を夢想していたのは十代あるいは物心付いた頃からです。(そんなに想っているならもっと十分な準備をしろといわれたら何もいえませんが・・・) 確かに今回僕がはじめに書いた文には、至る所に不安や迷いが感じられたかもしれません。 そこを読み取って、さすけねえ様はそんなに自信がないなら、怪我をする前にやめておけというある意味すごく客観的で合理的な意見だと感じました。 ですが、その道に行くのは個人の人生、ただその道に戻る道はないのを知っていて行くのも人生とありますが、どんな状況下におかれても、自分を持っていれば、戻る道はないなんてことはないと思います。 てか、大袈裟すぎます。たかが旅行です。 欧米では十代の子が普通に海外を周っているじゃないですか!!!くらいかんたんな話だと思ってますので、そのへんの気持ちは大丈夫です。 というわけで少しでもいいのでサポートしてください。 よろしくお願いします。