06/05/24 22:24

ストラスブールと近くの街

 ロンシャンの礼拝堂を出た後、
 Berfort ベルフォール(乗り換えのみ) → Strasbourg(1泊) → Metz メッス → Nancy ナンシー(1泊) → パリ と移動しました。

 ストラスブールには15時頃到着。カテドラルの見学、前に書いたライン川の橋を渡ってドイツの町への往復、プチットフランスあたりの散策をしました。

 カテドラルが好きかどうかによりますが、赤茶色の砂岩を削って、細い棒の格子のような装飾にした上、とんでもない高さに積み上げてあるのには、驚嘆させられます。142mあるそうです。ドイツ国境の向こうの町からも塔が見えます。
 (とは言いながら、私が惹かれるのは、本当は、建物本体よりも、ステンドグラスの輝きなのではありますが。)

 プチットフランスのあたりは、いくつにも分かれた運河状の川沿いに、木組みの家が立ち並び、雰囲気のいいところです。
 河岸沿いのテラスに、テーブルを並べて、カフェレストランが、何店も店を出しています。
 夕食は、ここで取りました。時間がゆっくりと流れているような感じで、シュークルートと言う料理とビールを取りましたが、気分はいいです。 
 (料理は、メニューの一番上に書いてあったのと、どこかでこの名を聞いたような気がしたので選んだまでです。後でガイドブックを見ると、アルザスの代表的な料理だそうで。給仕の人の説明によると、豚と、イノシシと、ソーセージとジャガイモとキャベツだといっていました。比較的安かったです。メニューの材料名は、ドイツ語だといわれたので、良くは見なかったです。)

 1泊後、明くる朝、Metzへ向かいました。
 Metzでは、黄色い砂岩のカテドラルを見学。
 カテドラル見学後、街を少し散策して、列車に乗り、15時頃Nancyに着きました。

 Nancyは、改装後のスタニスラス広場がきれいです。石畳は、新しい石で、歩きやすい。
 夕食後、ホテルで横になっていたら、眠り込んでしまって、目が覚めたら22時だったので、急いで再度スタニスラス広場へ行ってみました。
 新しくなったという照明は、電球ではなくて、LED(発光ダイオード)を多用していて、照明器具が目立たなくて明るくきれいなのがいいと思います。
 23時半までそこにいましたが、広場に面したカフェが何店かあり、テーブルを広場の中に広げて、たくさんの人が真夜中まで談笑して、なかなか帰らないようでした。
 広場へ通じる道は、夜でも広場へ行き来する人で人通りは多かったです。(その日は、土曜日の夜でしたが。)

 翌日は、ナンシー派美術館(アールヌーボーの作品)と、ナンシー美術館を見学しました。
 アールヌーボーの家は、「マジョレルの家」を外部から見学したのみです。
 (アールヌーボーは、好みが分かれるところです。探すのが大変そうなので、今回は、一軒もアールヌーボーの家を見ないことになると思っていたところ、ナンシー派美術館を探して、土地の人に道を聞いたら、マジョレルの家の近くだったので、是非見ていくといいと勧められたため、運良く見学できました。その人は、自分の町内にアールヌーボーの家が在るのが誇らしげでした。)
 
 
 感想をまとめると、ストラスブールの旧市街は、落ち着いたいい街で、ゆっくりするには、向いていると思います。
 旧市街を出ると、比較的近代的な街で、若い人が多い感じがしました。
 
 ナンシーは、スタニスラス広場の夜の照明は秀逸で、東部方面に行くなら、ナンシーに1泊する価値は十分あります。

 駅近くのホテル料金は、ストラスブールは比較的高め、ナンシーは、安めでした。

 ストラスブール駅及び駅前広場一帯は大工事中で、工事の塀には、所々に、「2007年にTGV開通」の張り紙がしてありました。
 パリの東駅も工事中で、「2007に年TGV開通」の張り紙がありました。

 来年後半は、フランス東部へは、行きやすくなりますね。
 
 
 
 
 
 
 

 
 


 
 

 

 
 
 

 

 
 
 

 

 
 
 

 
 
 
 

 

 

 

 

 

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1件のコメント

  • 先の楽しみですが期待出来そう。

    ストラスブール、旧市街が良さそうで又少し期待が膨らみました。
    カテドラルが特に好きな訳ではありませんが、歴史ある建造物や城、
    趣のある中世の町並みなどは心に響きます。
    ストラスブールの町は以前テレビで紹介されていたのを見ました。
    美しくて穏やかそうな良いイメージがあります。
    国境の町なので、やはり行ってみたいドイツのフライブルクやスイス
    の気に入りの町とも移動が簡単そうですし、こじんまり3ヶ国を周る
    旅も無理なく出来そうだなと思っています。

    TGVはどんどん拡張してるんですね。
    今回ニース→アヴィニョンの移動にTGVを利用しましたが、1時間近く
    遅れが生じ、移動時間短縮の意味が無くなってしまいました。
    時間にもう少し正確性が無いと使い辛いです。

    召し上がったシュークルートというお料理はポトフのような煮込み系
    だと想像しますが、やはり寒い地方ゆえの郷土料理なんでしょうね。

    mamoruさんの今回のご旅行は北に南にと闊歩されたご様子ですね。
    私はニースとアヴィニョンを拠点に各地に足を延ばす程度でした。
    29日帰国でしたからmamoruさんとほぼ入れ違いですね。

    お料理のお話やホテル情報まで、詳しく有難うございました。
    各国各地の郷土料理は興味がありますし、mamoruさんのお話は雰囲気
    が伝わってくる様で楽しいです。



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