KLMは良いですよ

チェックインバゲッジがロストしてしまう理由には、航空会社が悪くて(タグをきちんとつけないとか)というより、空港管理会社の荷物担当の仕訳能力不足に原因がある場合が多いのではないでしょうか?

うちは家族ワールドパークス会員ということもありますが、KL好きで、よくのります。今週もKLで帰ってきました。欧州キャリアは数社のったことありますが、KLはいい方だとおもいます。

他社でロストを何度かされた経験があり、今回の旅はロストされると特にまずい事情があったので、行き(成田)はハンドラゲッジで入れてもらいましたが、帰りはヒースローだった事もあり、チェックがきつくて、荷物のサイズ/重量ともオーバーといわれ、チェックインでないと、荷物受けてもらえませんでしたが、成田でちゃんと出てきました。帰りだったので、多少ロストしても、洗濯が遅れる程度でしかなく、その辺は諦めてましたけど、出てきた荷物には、行き先タグ以外にバーコード管理シールが貼ってあって、航空会社としては、真っ当にやってて、普通ならちゃんと出てくるもんだと感じました。

それでもロストしてしまう事情はあると説明されます。それは、航空会社できちんとタグをつけても、乗り継ぎなどで、各空港管理会社の手に渡ってしまうと、その航空会社の労働者の人が間違えてしまうと、そこまでコントロールできなからだそうです。これはプライオリティタグがついていても同じ事だそうです。まあ、客が満杯の、複雑なラーメン屋で、どの客がどのトッピングを載せてオーダーしたかを、常に正確に記憶把握できるような能力のある店員レベルの人が常に仕訳をやってくれれば完璧、問題ないんでしょうけど、欧米の場合、肉体労働者は、必ずしも知的レベルが高くはないから。

今回、ヒースロー発だったので、比較的安心してましたが、それでも行き先のタグがNRTになってるかを目視し、また荷物を「フラジャイル」扱いにしてほしいとして、フラジャイルステッカーをきちんと貼る所まで、無愛想なカウンタ職員にいやな顔をされるまで、しつこく確認しました。海外は、案外いい加減な国も多いので、(イタリアなどその最たる所かと個人的には思ってる)こういう自己責任の及ぶ範囲での確認作業は重要ですよ。

KLMのその後の対応がどういう風にひどかったのかがよくわからなかったのですが、伝聞情報によるとALなんかはもっとひどく、荷物のロストどころか、スト(最近は週1ペースで頻発)による便のキャンセルやディレイなどで客に生じた損害賠償交渉に、のらりくらりと6ヶ月以上かかって、結局解決されないみたいな事はよくあるみたいです。

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