Re: モンゴルのゲルでのホームステイをしたことがありませんか?

モンゴル民主化翌年に、知人の知人の実家のゲルに、1泊だけ泊まらせてもらいました。とても良い経験になりました。随分前の話なので、今のゲルとは事情が多少、違ってるかもしれません。特にツーリスト用ゲルは、ツーリスト用に快適にできているんじゃないかとおもわれます。

真冬のモンゴルは、めちゃくちゃ寒いです。
その時代は自家発電などなかったし、街灯なんか当然ないので、夜、ゲルの中は、ストーブまたはランプが付かないと真っ暗で何も見えませんでした。ただ、あちらの人は、暗視能力が高いようで、真っ暗でも、ある程度よく見えていたようです。ゲルのてっぺんが窓になって開く仕組みなので、ストーブをたいても一酸化炭素中毒にはなりません。

寝るときは、ストーブを落とすので、干した毛皮の布団を3重位にずっしりかけてもらいましたが、顔を出していると凍傷になると、顔まで覆われました。深夜、ゲルの外では、コヨーテか狼の鳴き声がひどくて、お父さんが夜中にライフルをぶっぱなして、追っ払っていました。黙っていると、家畜(羊がメイン)を襲ってくるらしいです。

あちらの人は日々自給自足生活をするために、家族全員、赤ちゃん以外は、子供もおばあちゃんも、ひとりひとりが家事とか家畜の世話の担当をもって一日中働いてます。電気がないので、手作業だから、家事時間がかかるのです。ゆえに、上の方がおっしゃるように、何日も滞在すると、テレビもないので、手伝いでもしてないと、やることがないとおもいます。あと、キリル文字もしくはロシア語がわかると、少しはいいようです。洗濯は冬の冷たい川で、手でお洗濯してました。トイレは青空トイレでした。でも、汚くないですよ。

最近のゲルの場合、特にツーリスト用ゲルは、自家発電によって、電気もつくし、衛星放送も見られるとか聞いたことがあります。

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