さて、Vigo出発、Rias Altasへ

スペインには、日本のように複雑怪奇なコンピューターで組まないと
組めないような、細かいシステムは多分存在しないと思う。

半年前のバスの時刻表を片前足に、朝ご飯を食べにBarに行く。
多分、変わらないだろうと思うので、まずガリシア地方中心の、
Santiago de Compostelaで、乗換えのバスを聞く事に決めた。

Castillaあたりだと、Camarero=男性ばかりなんだけど、北部は
バスクもガリシアも、Camarera=女性が増えてきたな~と思う。
Tostada, Cafe con Leche grande, Zumo Naranja Naturalを
頼み、いつのバスに乗ろうか考える。

ふと、ここでInternetをいじっておこうと思ったので、バスを一つ
遅らせる事にした。また、これが正解で、Rias Altasのどこでも、
村か週末にあたり、Internet Cafeらしき所は見なかった。
巣穴に到着のメールを送り、為替レートを確認し、バスステーションに
向う。

Vigo~Santiagoは、この前辿った道なので、別に考えることもない。
ただ、バスステーションに行ったら、反対側のホームに、A Guarda
行きのバスが止まっていた。次回ガリシア修行に来たら、目指したい村
の一つである。位置を覚えておいて、時刻を確認、こうすれば、次回は
多分そのまま狙えるので、おとなしく今回はそのままRias Altasに
向った。

1時間ちょっとで、Santiago到着。Informacionは上のフロアなので、
どこで上がろうとうろうろしていたら、急に目的地の”Carballo”の
文字が目に飛び込んできた。エンジンがかかっているので、慌てて
運転手に確認すると、もうすぐ出発だというので、ピギーバッグを
バスの荷物室に入れ、切符を買う。

余りの接続の良さに驚きながら、ここから見たことがない風景の展開。
何て言うか、本当に山がちな地方で、村々が点在している。余り人間
が出歩いているを、車窓からは見かけない。

ガリシア語の地名で止まるので、よく途中はわからなかった。
1時間ちょっとしたら、建築途中のバスステーションの外に止まる。
運転手に確認すると、目的地のCarballoだと言うので、下りる。

バスステーション内で、時刻表を書き写し、宿に向うことにする。
しか~し、TAXIってタクシーの姿が無い・・・
暫くボーっと待っていたら1台来たので、宿のプリントアウトを見せ
たら、何だか凄いスピードで走り出した。

想像していたよりも、町から離れた場所に立つ宿に辿り着いた。
余りに何も無さ過ぎて、目がパチクリ。

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1件のコメント

  • スペインのタクシー

    毎度の厳しいご修行、一段と大きく成長されて戻られ、くま母上もご満足なことと存知ます。

    でも、あのスペインのタクシーって、どうしてああ感じが悪いのか。
    マドリッドでは、こっちがドアを閉める前にタクシーを発車させ、グギ~ッとすごい音がしてドアが引きずられ、やな感じのオヤジがスペイン語(当たり前だ)で怒鳴り散らしていた。運転も乱暴。

    スペイン男は、私は印象が悪いです。
    10日間の間、一番感じの良かった男はマドリッドのカフェの男性。
    珍しく明るい表情でフレンドリー。でも、この人はヨルダンからの移民だった。スペイン語なんて簡単、三年でネイティブ並みよ、と言っていたっけ。

    スーパーで知らないでオレンジに触ったら、若いチビ男が激怒。
    こんな下らんことで大げさに怒るなよ、と言う意味でもっと触ってやったら「オカーサン、恥ずかしいからもうやめて」と娘に引きずられてしまった。

    私もそろそろ修行に出たい。
    そう、タヒチが私を呼んでいるのです。(呼んでないって)

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    tsukishima母娘とスペイン

    (¬¬::) ウーム、ウーム、ウーーーーム

    タヒチの写真を眺めながら、ここだったらタクシーはあんまり
    要らなさそう・・・と思った旅クマでした。
    荷物は大トランク一杯なんですよね?修行はどこに飛び込む羽目に
    なるか、わからないので、ピギーバッグが限度です。

    薄ら寒いと人間「物静か」な傾向なのか、スペイン北部はまず
    おとなしい・・・おとなしすぐて、もうちょっと先に書く場面で、
    背後を見て、飛び上がりそうになりました。

    あと、ガリシア人と日本人は、”Si'/No、はい/いいえ がはっきりしない”
    という例えにも使われてしまうほど、はっきりしないそうです。
    前回は、質問に質問が返って来て、語彙が乏しいもんで、多分?
    善意で細かい質問するんだろうけれど、グァァァァァァ~という思いも
    しました。

    こんなガリシア人が、カスティーリャ人(首都周辺)と、同じなわきゃ
    にゃ~ぃのだ~。タクシーもピギーをトランクに乗せてもらいながら、
    宿の名前を言って、ちょぽっとSi'と小声で聞こえた気がする程度。
    運転もちゃんとドア閉めてからでしたよ。

    更に、スーパーの買い物は、(lll)触りまくって選びますが、
    どの地方でも怒鳴られたことは無いです。

    小オトコが怒鳴ったのは、愛の言葉という訳ではなかったでしょうか?