06/05/18 03:19

(3)ー2 ル・コルビュジェ ロンシャンの礼拝堂

・ロンシャンの礼拝堂
 本では、直接パリから、Lureを通って Berfort に向かう列車を紹介しているが、私は急ぎの旅ではなかったので、ディジョン、ブザンソンBesançonと観光して、ブザンソンに1泊し、翌朝ベルフォール Berfort で乗り換えて、Lure で降りた。
 Lure は、小さいながらも、駅前に、レストランや、カフェーのある町であった。タクシー乗り場はあるが、タクシーはしばらく待ったが来なかった。

 カフェーで、Chapelle Notre-Dame-du-Haut シャペル ノートルダム デュ オー (ロンシャンの礼拝堂の正式名)へ行きたいので、タクシーを呼んで欲しいとお願いしたら、ここからタクシーを頼む人はある程度いるらしく、すぐ分かって、快く電話帳で探して、電話してくれた。
 マンタロー(緑色のハッカ水、万太郎 と覚えていると、覚えやすい。早く起きたので、眠気覚ましである。)を頼んで、待つ。この飲み物の料金は、1.2eurosだった。
 タクシーが、20分ぐらいして来たので、カフェーのお姉さんに電話のお礼も含めて、2euros払ったら、お姉さんのご機嫌は良かった。

 タクシーは、15分ぐらい走ったと思う。22.25eurosだった。
 
 帰りは、Ronchamp 駅まで歩いた。タクシーの中から、道は、見ておいた。
 鉄道のガードまでの山道は、下り一本道で、間違えようはない。脇道は、細いか、未舗装なので、下り一気に、鉄道のガードまで来る。
 
 ガードをくぐって、左へ行けば、町並み、右へ行けば、家はなく、200mくらい歩くと、右に斜めに少しずつ鉄道の方へ、上る道があり、上り詰めると、駅がある。
 鉄道は、山側を走っているので、車が駅まで行けるように、緩い傾斜で、徐々に200mくらいを使って、高度差20mぐらいを上るようになっている。
 登り口に、Halte de Train と書いた小さい標識がある。
 (後日、辞書で調べるとHalte とは、列車などの停まる場所という意味だった。)

 徒歩は結局、ガードまで25分、ガードから駅まで、5分、普通に男の足で合計30分程度である。(帰りは大部分が下りなので、この時間だが、行きは登りなので、もう少しかかると思う。)

 駅には、雨をしのぐバス停ぐらいの屋根が有るのみで、何もない。
 方面を示す標識が、ホームにある。刻印機などはない。

 駅には、土地の人が、一人列車を待っていた。
 刻印(コンポステール)はないが、どうするのかと聞いたところ、ここには何もない、車掌に言うのだ、自分も切符は、車掌から買う、といった。

 乗車したら、早速、車掌が来て、切符を見せたら、裏に、記号のようなものをいくつか書いて、パンチを入れてくれた。
 さっきの人は、車掌から、切符を買っていた。
 次の駅で乗った人も、同様、車掌から切符を買っていた。

 列車は、各駅停車の2両編成で、山の中の田舎の列車にしては、大変きれいな列車だった。

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