06/05/18 02:38

追加レポート(3) 建築家ル・コルビュジェ

 私の職業とは関係ないが、なぜか建築物の見学の方へ足が向く。

 今回、彼の設計した建物のうち、以下の3作品を見学した。
  ・ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸 (パリ市内)
  ・サヴォア邸     (パリ郊外 Poissy )
  ・ロンシャンの礼拝堂 (フランシュ・コンテ地方 Ronchamp )

 どの作品も、その中に立つと、不思議な空間感覚を与えてくれる。
 趣味の領域として見学しているので、また、感覚の問題なので、作品についてこれ以上言及するのは差し控えさせていただく。

 行き方は、吉野弘さんの、「ル・コルビュジェを歩こう」という本を参考にさせていただいた。
 吉野さんの本は、限られた紙面の中で、大変簡潔に書かれているので、もう少し情報がある方が、今後行く人のためと思って、忘れないうちに、以下にメモ風に記した。
 (ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸は何ら問題ないので、省略する。)

 (文字数が多くなるので、サヴォア邸と、ロンシャンの礼拝堂を、この後に続く形で、記します。)



 
 

 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 

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  • 06/05/18 02:47

    (3)ー1 ル・コルビュジェ サヴォア邸

    ・サヴォア邸
     Poissy 駅を降りたら、広場のある正面の出口の方へ出る。裏の出口は、道路をまたぐ空中通路があり、商業施設の方へ行くようになっている。
     目印となる教会は、駅から少し歩いたところだが、町の中なのでわかりにくい。
     教会の名前は、 Collégiale de Poissy コレジアル ド ポアシー というそうだ。結構大きい。教会の名前は、サヴォア邸の受付のお姉さんに聞いた。
     教会は、他にもあるので、通行人に、「この近くに教会がありますか」と尋ねたら、方向違いの教会を教えてくれた。

     バスで行く場合は、50番のバスで、本と変わりはない。
     駅のバス停は、駅隣接のバスセンターになっているので、バス停を探す苦労はない。
     サヴォア邸のバス停は、邸の手前にあるのが、Villa Savoye 、通り越したところにあるのが、本の通り Lycee Le Corbusier ということだった。 
     行きは、歩いていったので、バス停 Lycee Le Corbusier は見ていない。
     邸の、受付嬢によると、バス停 Villa Savoye の方が、少し近いといっていた。
     (ただし、邸は、バス進行方向の右側道路沿いにあるので、バス停Villa Savoyeをやり過ごして、一旦バスの中から邸を見て、Lycee Le Corbusier で降りた方が、邸を見つけやすいと思う。)
     バスは、ほぼ、30分おきにある。

     (行きは、登りになるので、夏などは、バスの方が良さそうである。)

     帰りは、邸のはす向かいにある Villa Savoye のバス停からバスで帰った。

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    06/05/18 03:19

    (3)ー2 ル・コルビュジェ ロンシャンの礼拝堂

    ・ロンシャンの礼拝堂
     本では、直接パリから、Lureを通って Berfort に向かう列車を紹介しているが、私は急ぎの旅ではなかったので、ディジョン、ブザンソンBesançonと観光して、ブザンソンに1泊し、翌朝ベルフォール Berfort で乗り換えて、Lure で降りた。
     Lure は、小さいながらも、駅前に、レストランや、カフェーのある町であった。タクシー乗り場はあるが、タクシーはしばらく待ったが来なかった。

     カフェーで、Chapelle Notre-Dame-du-Haut シャペル ノートルダム デュ オー (ロンシャンの礼拝堂の正式名)へ行きたいので、タクシーを呼んで欲しいとお願いしたら、ここからタクシーを頼む人はある程度いるらしく、すぐ分かって、快く電話帳で探して、電話してくれた。
     マンタロー(緑色のハッカ水、万太郎 と覚えていると、覚えやすい。早く起きたので、眠気覚ましである。)を頼んで、待つ。この飲み物の料金は、1.2eurosだった。
     タクシーが、20分ぐらいして来たので、カフェーのお姉さんに電話のお礼も含めて、2euros払ったら、お姉さんのご機嫌は良かった。

     タクシーは、15分ぐらい走ったと思う。22.25eurosだった。
     
     帰りは、Ronchamp 駅まで歩いた。タクシーの中から、道は、見ておいた。
     鉄道のガードまでの山道は、下り一本道で、間違えようはない。脇道は、細いか、未舗装なので、下り一気に、鉄道のガードまで来る。
     
     ガードをくぐって、左へ行けば、町並み、右へ行けば、家はなく、200mくらい歩くと、右に斜めに少しずつ鉄道の方へ、上る道があり、上り詰めると、駅がある。
     鉄道は、山側を走っているので、車が駅まで行けるように、緩い傾斜で、徐々に200mくらいを使って、高度差20mぐらいを上るようになっている。
     登り口に、Halte de Train と書いた小さい標識がある。
     (後日、辞書で調べるとHalte とは、列車などの停まる場所という意味だった。)

     徒歩は結局、ガードまで25分、ガードから駅まで、5分、普通に男の足で合計30分程度である。(帰りは大部分が下りなので、この時間だが、行きは登りなので、もう少しかかると思う。)

     駅には、雨をしのぐバス停ぐらいの屋根が有るのみで、何もない。
     方面を示す標識が、ホームにある。刻印機などはない。

     駅には、土地の人が、一人列車を待っていた。
     刻印(コンポステール)はないが、どうするのかと聞いたところ、ここには何もない、車掌に言うのだ、自分も切符は、車掌から買う、といった。

     乗車したら、早速、車掌が来て、切符を見せたら、裏に、記号のようなものをいくつか書いて、パンチを入れてくれた。
     さっきの人は、車掌から、切符を買っていた。
     次の駅で乗った人も、同様、車掌から切符を買っていた。

     列車は、各駅停車の2両編成で、山の中の田舎の列車にしては、大変きれいな列車だった。

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