ガリシアには、闘牛もフラメンコも無い 夜22:00以降は、スペイン人にとっては、近所・友人とお喋りタイム である。この習慣は、どの地域も変わらない。 もし、アンダルシア地方であったら、フラメンコギターの音色が 聞こえてくるような、典型的なスペインの夜、闘牛もフラメンコも ないガリシア地方では、ただ物柔らかにガリシア語で話す、人たちの 声が聞こえるだけだった。 もし、ここが1時間離れたポルトガル領内であったら、しーーーーんっと 静まり返っているだろう。 イベリア半島の国境線は、言語、習慣、行動様式を、どうやらきっちりと 分けてしまうらしい。