その2 クール

クールのROMATIK HOTEL STERN は 300年続くといわれる古いホテルです。 掘割のような川と高い山に囲まれた古くからの城塞都市で昔からの坊さんの管理するこの地方の中心都市でした。

駅前のやや近代的?なビルの後ろ側に昔ながらの重厚な石造りの町が広がります。 石畳に2色の足跡がプリントされていてそれをたどれば小1時間で町が回れます。

駅前の大通りが旧市街に入るところの左側2本目のカドにいかにもクラシック然とある<宿や>がROMATIK HOTEL STERN。 細い路地をそのままたどれば 旧市街の奥へそのままいけます。

せまいフロントの裏はそのままレストランと言いたいですが いうならば 雰囲気は酒場風。

この上階にカリジェ・ルームがあります。 ピエロ風のカリジェの自画像を中心に 4-5枚の油絵がならびます。 泊り客でないと入れないかもしれませんが レストランで食事をして カリジェ・ルームを見せて欲しいといえば多分見せてくれると思います。

階段を上がった角にもさりげない カリジェのお得意の鳥のリトグラフ、古風ながたがた言うエレベータの横にはカリジェが書いたホテル内の案内板(ドイツ語なので読めませんでしたが・・)がガラスをはめ込んで・・・。

本とは各部屋ごとの絵もかなりの確率でカリジェの絵らしいのですが。少なくとも私の部屋と友人の部屋はそうでした。

レストランのメニュウの表紙もカリジェのデザインだとか・・・。

さて町に出ると ぐるっとまわって近代的な町づくりの広場の5-6階の壁にカリジェの壁画がこれも何の案内もなく・・・。

美術館には入っていません。 あまり無さそう・・・とだけいっておきます。

それと 旧市街の奥の左側・・つまりホテルから奥へはいっていったところにある画廊?にはカリジェのリトグラフがそれほど高くなく沢山飾ってありました。 閉店後に気がついたので中には入りませんでした。

その3 ダボス
  

  

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