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06/05/14 09:50

イタリアで私が出合ったトラブルらしきもの

スリ・盗難の類はありません。
これに関しては、じゅうごさんも、万端の準備をなさっていることと思います。

1.予約していた宿が休業中だった
これは、夏のミラノでのこと。
宿に直接メールで予約し、ちゃんと確認メールももらっていたのに
行ってみたら、宿が夏休みを取っていました。
夜9時半頃でしたので、あせりましたが、
「歩き方」にでていた駅前のホテルに電話して、
2軒目でOKになったので、事なきをえました。

2.モンタルチーノからシエナへ移動するバスが来なかった
バールで切符を買い、バスを待っていましたが
待てども待てどもバスが来ません。
バールのオネエサンに聞いたら、
「今日は午前中ショーペロ(ストライキ)よ。」とのこと。

日本の感覚なら、切符を買った時に教えてくれればいいのに・・・
と思うのですが、
イタリア人には、今乗るバスの切符を今買うという感覚がないので
(バールやタバッキが、昼の休憩で3、4時間閉まってしまうので
切符は事前に買っておくものという感覚なのです)
不親切とも言い切れません。

この後、イタリアでは何度もショーペロにあいましたが、
こればっかりは待つしかありません。
この日も、午後まで待って移動しました。
次の宿がフィレンツェでしたから、全く困りませんでしたが。

一度、ミラノから夜発の帰国便に乗るのに
その朝、ブラという田舎町にいてショーペロだと分かり、
トリノまで、駅前に待機していた白タクを利用したことがあります。
値段交渉して50ユーロでした。
こういう交渉は、言葉ができないとちょっと大変かもしれませんね。

あ、念のため、シェナではありません。
SIENAはスィエナが本来の発音に近い書き方ですが、
日本ではシエナと書くのが一般的なようです。
それをさらにシェナにしてしまって、現地でそう発音しても通じないと思います。

3.列車が遅れて、乗り継ぎの列車に間に合わなかった
これはトラブルなんてものではなく、日常茶飯事的に列車は遅れます。
駅には、必ず駅着と発の時刻表が貼ってありますから
黄色い紙にPARTENZAと書かれた駅発時刻表を見ると
次に乗れる列車が分かると思います。
そして駅の出発ボード(この頃はテレビ画面のものも増えました)で遅れと
出発番線の変更がないかを見れば、なんとかなります。

せいぜいこの程度のことですから、ご心配なさらなくても大丈夫だと思います。

ドイツは、日本にいるのとそう違わない感覚で旅行できたと思いますが
イタリアでは、その感覚でいると、信じられない!というできごとにあい、
腹が立ったり、イライラしたりするかも知れません。
列車の遅れや、宿やレストランの対応など、
日本とは違って当たり前、遅れて当たり前という感覚でいると腹も立ちませんし
逆に日本では起こりえない楽しいできごとや嬉しい出来事にも出会います。
感覚の違いを楽しむつもりでご旅行なさるとよいと思います。

よいご旅行を!

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1件のコメント

  • Re: イタリアで私が出合ったトラブルらしきもの

    グラツィアさん、ありがとうございます。
    初めてドイツ旅行したときに(息子と車でドイツ観光の予定が、急遽主人と二人だけで行くことになったのが始まりです)、息子にさんざん注意されたのが、ドイツの鉄道は時刻通り来ないから、と言うことでした。
    だからいつもしつこいくらい行き先を言って確認しながら旅行しました。それとどこへ行ってもお手洗いばかり借りていたような気がします、、、
    何回か遅れて不安になったことがありましたが、言葉が通じなくても親切な人も多くて随分助かりました。

    イタリアではもっと気をつけて、予備の移動方法も考えながら行くことにします。

    ちなみに私は大阪のおばちゃんバリバリで、関西弁は世界に通じる!なぁんて訳のわからないことを言って突っ走っておりました。いや今思うと恥ずかしいことばかり。

    >ご心配なさらなくても大丈夫だと思います。
    この言葉が、メリケン粉を呑んで風邪が治ったみたいに、今の私には効きます。
    本当にありがとうございました。


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