「地球の歩き方」の間違いをたくさん語れること、これが旅行者の基本です。 ブーバーさん、どーも。 >>「歩き方・インド」の記事について、真っ向から誤りを指摘している >>のは、みどくつさんと私くらいだと思いませんか。 まあ、海外個人旅行者というものは、 自分のものであれ、他人のものであれ、 海外で拾ったものであれ、もらったものであれ、 パクッたものであれ、 旅先で、暇つぶしに「地球の歩き方」を読むものです。 すると、間違いがすぐにわかります。 ですから間違いを指摘しあうこと、それが海外個人旅行者の共通の話題です。 また、それによって、ガイドブックの質も上がっていくわけです。 僕の本「間違いだらけの海外個人旅行」にも >>実は、旅先では「歩き方」についてどれだけ悪口を言えるかというの >>が、旅行経験を正確に測るポイントになっている。 と書いてあります。 旅行者はガイドブックや規則の間違いを、実体験で指摘して、それで一人前なんです。 本を読んで、規則を調べて、インターネットであいまいな情報を集めているようでは、永久に本物にはなりません。 まあ、「地球の歩き方」に限らず、旅行ガイドブック、旅行本を読むと、 そこに、編集者、ライター、作家の旅行経験がきれいに見えます。 どこをごまかしているか、まで見えますよ。 当然の話ですが、「旅行経験がないと旅行については語れない」んですよ。 いくら旅行通を気取っても、旅行経験のない人は、わかります。 ちょっとした発言の言葉の使い方で、旅行経験がないことはミエミエです。 僕は、旅行経験があると思ったら、ここでも礼儀正しく扱ってますが、旅行経験がないと見切った人は相手にしてませんからね(笑)。 「地球の歩き方」は目立ちますから批判されますが、 他の旅行本でも似たようなものです。 僕が知っているのでは、 >>「別冊宝島・タイ読本」で、2週間の現地取材をもとに、(....)原稿を書いた。 と編集者が告白していました。 >>例えば「旅のルート」 >>30日間、40日間と日数が増えるにつれ、超人的なコースを走破しなけ >>ればならない。絶対に不可能だと断言します。 >>そのくせ、「インドの旅は急ぐものではない」、ですと ? >>ふざけるな !! と言いたい。 >>そんなデタラメなコースを載せるから、インドの距離感を甘く見て、 >>無茶なスケジュールを組んでしまうのですよ。 編集者やライターが、わざわざ一ヶ月もかけて、本のために旅行経験をしているわけがないんです。 頭ででっち上げたルートです。 昔の1冊になっていた「地球の歩き方・南米」なんか、南米に存在しない道路を適当に書き込んでありました。 ですから、「地球の歩き方」の間違いを指摘するのは、 「地球の歩き方」を愛する旅行者としての責任であり、 義務なんですよね。 みどりのくつした