テロ関係

テロが出発直前に発生したため、今振り返れば、過剰な緊張状態の中で出発を迎え、飛行機に乗り、要するに普段とは全く別の異様な心理状態だったのですが、ヒースローでは拍子抜けしました。途中のハブ空港の警戒の方が高く、ヒースロー入国(入境)時点では、なんとセキュリティ不在(パッセンジャーの数が少なかったから?)で、これで終わり?と思うほどあっけなかったです。Hエクスプレスを降りたパディントン駅では、犬をつれた多少の警備は配置されてましたが、モノモノしい雰囲気は全くなくて、あれほど心配していたのは一体なんだったのだろうか?と思った位です。こういう時期は、ちょっとした忘れもの、落とし物にも反応するからでしょうか、先週は確かに救急車・パトカーのサイレンが鳴りっぱなしで、常時、ものすごーくうるさかったですが、それ以外は、滞在中は、テロの事などすっかり忘れてました。

オウム地下鉄襲撃があった時も、住人としては、自分の身にこれから直接何かが降りかかる危険性が高いとは思わないもので、目に見えて状況わからない旅行者としての立場からと、住人としての実感は違うものがありますからね。それを頭で判っていながら、危険に近寄らないと反応してしまうのが外国人です。今からイギリス旅行をキャンセルしようと考える人はいないでしょうけど、正直、ロンドン行きを断念する程の脅威は全く感じられなかったので、過剰な心配は全く不要です。むしろ、トルコでバス爆破があってイギリス人が亡くなられたという報道があり、これから旅先の安全を心配するなら、紛争地域以外は、どこでも同じ度合いの心配をする必要があります。






  • いいね! 0
  • コメント 0件

0件のコメント