寒い国は冬に/私も勧められたことが Clioさん、こんにちは。 そういえば私もフィンランドに6月に行ったら、フランス出身でフィンランド人と結婚したらしくフィンランド在住の若い女性に「冬もいいわよ、今度は冬にいらっしゃい」と言われました。 ホテルのサウナで一緒になって英語で会話しました・・・ と言っても私は上手く喋れないので、あちらが喋っているのを聞いていたのですが。 日本の女性はこうなんですって?とか聞かれて困りましただ。 (質問内容は解るが日本語で答えたい。渡辺謙さんのように) >ところで、昔読みました『ヴァイキング』という新書版の本に、ヴァイキングがグリーンランドに一旦入植したけれども(どうしてだったか?)本国からの食料輸送が途絶えて入植地の村人は次々餓死、最後のひとりが自殺した、そのままの状態が何年か後発見された、と読んだことがあります。 ちゃんと読んでいないので詳しく覚えていないのですが、『サガとエッダの世界』(山室静、現代教養文庫)という本にも入植の話があります。 『文明崩壊』(ジャレド・ダイアモンド、草思社)上巻には、アイスランドとグリーンランドがそれぞれ入植の成功例(アイスランド)と失敗例(グリーンランド)が載っています。 読みかけですが、アイスランドも厳しかったようです。 アイスランドは今は荒涼とした原野が多いけど、昔はもっと草木があったんだそうです。 家畜を飼ったり人間が活動して草木がなくなっちゃったんだそうで。 グリーンランド、最後のひとりが自殺したのは知らないのですが、本を読み進んだら書いてあるのかも・・・・ うまく行かなくてノルウェー系入植村が一度滅んだのはそうらしいです。 イヌイットは生活し続けられたけど、ヨーロッパ式の生活をするには、ノルウェーと比較しても寒すぎて植物が育ちにくかったり(家畜が食っても再生しにくい)上手く行かなかった、と。 『文明崩壊』にはかつて人が住んでいたのに滅んでしまったり、滅び寸前(イースター島など)の話が出てきて、うーん。 最後のひとりって・・・とやはり思ってしまいます。
Re: 北欧5ヶ国 ミロ子さん、こんばんは。 (朝書き込んだっきり出かけてしまって、ほったらかしたようになってしましました。申し訳ないです。) ........私も、くだんの本を読みましたとき、一番に思ったことは、「最後のひとりになりたくない」ということでした。 その人の心中を思いますと.......。う~む、ちょっと辛すぎる。 『文明崩壊』って面白そうですね。 アイスランド、もともと草木があったなんて驚きです。 でも、人間の営みの前にはけっこうかんたんに自然の体系は失われてしまうようですよね。最近関西地方でひどい黄砂も(昔はこんなになかった)、中国の奥地での異変を感じさせます。砂漠化がすすんでいるのではないか心配ですね。 ところで私は北欧5ヶ国、すべて未踏です。 フィンランド観光局の案内を見ますと、北極圏トレッキングなんていうのもあるみたいなんですが、初老のおばさんの単独行だと思うと断念せざるを得ません。だんだん、アイスランドの温泉あたりに傾いていきそうですわ。