06/05/10 19:33

フライブルク

フライブルクに行ってみて下さい。
もう20年以上も前のことです。
市内から車を閉め出し、歩行者、自転車とと市電、市バスだけにした。
車の心配がないので、街歩きがとても楽で、また楽しい。
遠出する必要がないので、中心地が栄えます。
昨今のシャッター街の日本とは大違い。
住民の輪も広がるし、治安も良くなる。人間環境まで良くなります。

東京都でも山手線内で似たような試みは可能だと思います。
この規模では難しいでしょうが、福岡市程度の規模の街ならやっても面白い
と思います。

フライブルクは公共交通機関が充実し、5千円程度で一ヶ月乗り放題。
しかも無記名です。

1992年には市有地に建設される建造物には低エネルギー化を義務付け、Energieagentur Regio Freiburg GmbHを作り、省エネルギー化を推進して
います。

また、Freiburgische Elektrizitätswerkeはコージェネレーション発電所
の建設などを進め、どこぞの国のように「民営化」が価格高騰に拍車を掛け
るのと違い、省エネ自体が民間活力で健全な市場を形成しています。

確か、サッカースタジアムの天井も太陽発電で、市民が電力を得るシステム
や市民が資本家となってエネルギー生産に参加するシステムができているは
ずです。

ドイツ人自体が(北欧も同じ)質素ですし、無駄を嫌います。
日本人が真似をしても良いことは沢山あります。

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1件のコメント

  • 環境首都

    昨年、W杯の下見を兼ねて渡独したおり、1日だけですがフライブルグに滞在しました。
    SCフライブルグに興味を持って、ドライザムスタジアムも見学。ソーラーパネル一枚ごとに株主を募る、共同発電所のシステムや、市民風車のシステムに驚かされました。

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