06/05/10 08:40

ドイツのワイン

ううう、、、ドイツ人が聞いたら泣きますよ。

ドイツワインを日本で販売しているかたが言っていました。
「日本人はワインを飲む習慣がなかったので、初期のドイツワインは
甘いものしか入れなかった」。赤玉ポートワインと同じ発想です。

確かに、気候上ブドウ栽培には厳しく、加糖も一部認められていますが、
味自体はすっきりとした辛口が美味しく、またほんの一部ですが、赤ワイン
も採れます。

そもそも、ワインとビールとは飲む状況が異なります。高級レストランでは
基本はワイン、ビールはビアホールやビアレストラン、大衆食堂などです。
これは、南国などを除き、程度の差こそあれ世界の基本ではないでしょうか?

ただし、イギリスではサッカーを鑑賞する階級とラクビーを楽しむ階級が分
かれているほど、ドイツではビールの地位は低くないのも事実だと思います。
これが、単に気候的なものではなく、文化的なもの(一説には宗教との関係)
であるという人もいますが、詳しくはあまり考えたことはありません。

ブドウが栽培されている地域は、大河流域の傾斜地ですので、ラインやモーゼ
ルが中心になります。他にも黒い森やドレスデン近くでもよいワインができま
す。

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1件のコメント

  • Re: ドイツのワイン

    >ううう、、、ドイツ人が聞いたら泣きますよ。

    同感です。

    ドイツにはすばらしいワインがごまんと(・・・いや、ある意味稀少かもしれない)
    あるのに、日本ではまだまだあまり評判良くないですよね。それに「白しかない」
    という先入観も・・・。

    初期の販促が間違いだったのでしょう。

    フランスにもイタリアにもひけをとらないすばらしいワイン(ヴィンテージで
    なくとも)があるのですよ。

    是非出会って頂きたいです。
    あ~喉渇いた。。。

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    • コメント 2件

    多分悪いのはハリウッド・・・

    アメリカ映画のナチの将校たちはみんなそろって白ワインでした。

    フランスでのレジスタンスの映画に出てくるドイツ将校もそういえば赤を飲みながら ドイツの白を懐かしがるシーンも・・・。

    でもドイツのいい赤は けっこう高かったような気もしますが・・・。