「終わる時間」は厳密みたいです(笑)

ローズヒルさん、こんにちは。
日本の美術館なら9時～18時(入館は17時半まで)とかちゃんと書いてあるんですけどね。

私は海外では、美術館はたいてい「朝一番」で行くことが多いですから、閉館時間というものはあまり気にしたことなかったんですけど。
ウフィッツィのような大きなところでなく、トスカーナの小さな街の博物館に閉館40分前に入ったことがありました。
その時点でお客はちらほら程度。ゆっくり見られるぞと思っていたら、そのうち館内は私だけに。
まだ20分くらいあったんですけど、鍵束を持った職員がずーっと私の後をついて歩いて、見終わったところからどんどん戸締まりしていくんです。
出て行けとは言われませんでしたが、無言の圧力に屈して流し見で出てきてしまいました(小心者)。お客少ないから早終いするつもりだったんでしょうか…

まあ、イタリアに限らず、ドイツのデパートでも閉店10分前に駆け込んだら「もうレジを閉めたから」と売ってもらえなかったこともありました。
「じゃあ先に売り場閉めとけよ」と思いましたけどね(笑)。靴下1足欲しかっただけなんですが。
勿論、融通をきかせてくれる場合もありましたけど。確率としては少ないような。
列車の運行なども含めて各種窓口など「開く」は遅れることがあっても「閉める」はおおむねぴったり。「延びる」確率より「縮む」確率の方がずっと高い。
まあ、そう思っていれば精神衛生上いいかと思います。なんか許しちゃいますけどね、ああ日本の感覚と違うんだな、って。