今更なんだと言われそうですが、ヴェネツィアのメーデーについて質問されていた人がいたので、来年この時期に来ようと思っている人のため(そんな人今からいるかな?)ひとつ報告しておきます。
メーデーはチューリヒでも結構大規模なデモがあります。いくら規模が大きくても平穏なうちは大歓迎なのですが、一般的に言って5月1日は出来る事ならチューリヒに滞在するのは避けた方が賢明だと思います。仮にチューリヒにいるなら、まずLangstrasseからHelvetiaplatzの界隈には絶対近づかない事!!(特にいかにも金持ちのビジネスマンという格好は市内全般でしない方がよい。)左翼と右翼の衝突や更にそれに警官隊が加わったりしてショーウインドウが叩き壊されたり、投石、催涙弾等が飛び交う修羅場が展開されます。(年に依っては平穏な時もあるのですが)。
ちなみに今年はチューリヒ州立銀行の支店が破壊され、スイス連邦大統領の演説が途中で打ち切りになりました。
スイスと言うと平穏で安全なイメージがありますが、ダヴォス会議(WEF)開催前と期間中、そしてメーデーはチューリヒ、バーゼル、ベルン等の都市でこのような衝突の起きる可能性が高いのです。
旅行中につまらない思いをしないためにも心当たりのある人は気をつけて下さい。