Re: ローヌ川のサクランボ街道

国道沿いのサクランボの所有者は、当然その木が生えている土地の持ち主なのでしょうが、道路に面している部分に関しては、暗黙でどうぞご自由にという感じなのでしょうか。シーズン中は至るところでとても安く売っているので、現地の人はわざわざもぎ取って食べたりしないのだと思います。日本みたいな、ネットオークション出品目的のリンゴ泥棒や米泥棒みたいなのはいないと信じたいです。

プロヴァンスのリュベロン地方など、同じく5月にドライブすると、まさにサクランボ一色の世界ですね。

過去にプロヴァンスでサクランボの収穫を体験したことがあるのですが、一本の木のサクランボでも様々な色合いの実が生っていて、最終的に摘み取ったサクランボの実を色の濃淡で仕分けしていました。日本で見るような淡い色合いのものから、アメリカン・チェリーのような黒っぽいものまであり、味もまた異なりました。フランスではどちらが好まれるのかは分かりませんが。
(僭越ですが、その時の写真を数枚、私のサイトで公開していますのでよかったらどうぞ・・・。)

昨年、上記の果樹園を所有するフランス人の友人に聞いたのですが、近年のEU拡大と単一市場化のもと、安価のサクランボが特に東欧方面から大量に流入している影響で、サクランボに関してはあまり儲けがあがらないそうで、南仏では昨今、サクランボの生産が縮小しているのだそうです。

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1件のコメント

  • 06/05/05 10:31

    リュベロン地方ですか、

    だんだん記憶がごっちゃに混ざってきて、行った年を間違えてました。
    アルザスのワイン街道が一昨年(2004年)で、ローヌのワイン街道+サクランボは、2002年でした(旅行中に、日韓開催ワールドカップサッカーやってましたから)。

    プロヴァンスのリュベロン地方には、住んでいたのですか?
    私もリュベロンには、2回旅行しましたが、いずれも冬で、桜の木があったかどうかも、記憶に有りません。

    やはり、季節と風景によって、印象が違うので、色んな時期に行きたいものです。
    3度目のプロヴァンスの時は、5~6月にしたいと思います。

    サクランボのつまみ食いは、我家の旅行では、時々します。何たって、日本ではサクランボは超高級ですから。
    ハンガリーのフェルテード宮殿の近くとか、オーストリアのスロベニア国境近くのワイン街道とか。
    甘かったり、すっぱかったり、いろいろですが、それも旅の印象に残ります。(^^

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