Re: 「自国通貨」と「現地通貨」 支払いはどっちが得?

なおみかさん、こんにちは。

なみおかさんの言う「自国通貨、現地通貨」の違いがよく分らないですが(特に「自国通貨、現地通貨の差はないので、どちらでもよい。」のあたり)自国通貨=円貨、現地通貨=外貨と言うことでしょうか?それを前提に以下を書きますが(違ったら以下忘れてください。)

Aについてはおっしゃるとおり、DCCと言われるものですが、お店が好きなレートを自由に設定するのでなく、仲介業者(現地銀行やカード発行会社が多い)が、本来の「VISA、Mastercard(JCB、etc.)の為替レート」に一定の手数料を上乗せして、外貨建て請求を円貨にして請求するものです。私はこれを「サービス」とは思わないですが、世の中には「自国通貨で請求されると安心」という人が一定数いて、その人達向けのサービスですね。

当然日本でもやっていて(三井住友カード等)、日本のデパートで外貨建てのクレカを使ったら、その外貨で表示されるので、「円貨に変更して欲しい。」と言ったら、先方が意味が分らず「値段が1000円て書いてるんだから、1000円払うんでしょ?」と禅問答みたいなことをしたことがあります。

Bについては、結論はおっしゃるとおりで(為替レートがずっと変わらない前提だと)現地で外貨で払って後で請求される円貨は、最初に提示された円貨の10000円と同じ(まあ数十円違うことはあるでしょうが)でどちらでもよいはずです。ただ、私は次のように理解してます。

Hotels.com、エクスペディア等は、外国のホテルからは当然ながら、自国通貨の外貨か米ドルで料金のオファーがあるので、やはりDCCを使って、お客の現地通貨(日本の場合は円貨)に変更して提示します。ところがこの業界は競争が激しいので、数パーセントも上乗せすると他のサイトに客が逃げるので、結果的に「VISA、Mastercard(JCB、etc.)の為替レート」程度か、またはそれより良いレートで計算して提示しているため、最初の円貨で払っても、現地で外貨で払っても(=後で請求される円貨の額)ほぽ同じになる、というものです。

私は外国のホテルが円貨で表示されると、必ず米ドル表示か現地通貨の外貨表示をさせて、割り算をしてレートを出してからヤフーのレートと比べますが、いつも、まあこんなものなら妥当だろうというレートになります。それが唯一の証跡(?)なのですが・・・いずれにしろ円貨表示の場合、必ずオリジナルの外貨が一体いくらなのか?と言うのは調べてみる必要はあると思います。私の場合はそのチェックで妥当、と思ったら円貨でOKします。時々、これって昔の相場じゃないの・・・という「現状と乖離」しているときもありますが。
よいご旅行を。

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