20/07/06 11:38

ポルトガルの道は歩き易いです

このツリーの質問から外れますが、私が今まで歩いた道で一番過酷だったのはアルルから出発したサンジルの道です。あまり通行する人がいなくて、ポツンと一軒家の様な断崖絶壁の細い道や道路が崩れていたりします。25Kmくらい人家が無く水が後一口になり、川の水を飲みました。幸い病気にはなりませんでしたが。またフランス国内では、黄色の矢印及びホタテ貝の標識があまりありません。スマホのGPS等で確認しながら歩くと良いと思います。この道はラングドックの優しい人々に何度も助けられ、中世そのままの美しい街や村またソンポール峠越え等印象深いものでした。
出発地の1つルピユイアンヴレーのカテドラルでは、午前8時の出発のミサの後シスターからクレデンシャルを貰うのですが、マリアの像の裏面にホタテ貝のレリーフのペンダントトップをお守りにいただけます。巡礼者は心臓に近い所に身に着ける慣わしだとか。
スイスから出発した女性は、裏面が薔薇のレリーフのとても美しいペンダントトップを貰っていました。
最近ではポルトガルの道を歩いています。リスボンからはあまり標識が無いので、案内所で確認しながら歩くと良いでしょう。アルベルゲもあまり無いですが、3人くらいなら消防署が泊めてくれる事もあります。宿泊不可でもキリスト教団体経営の老人ホームを探してくれました。ポルトからは標識もかなりあるので歩き易いと思います。ポルトガルの山道は緑に溢れていて、3月にはミモザの花で谷が黄色く染まる道もあります。ポルトガルの田舎道も段々と開発されて、自然が少なく成りつつあります。

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