北京に一週間行ってきましたので、旅情報を報告させていただきます。
北京の宿泊先は、「北京ニーハオ」というホームページで予約しました。
http://www.bjnihao.com/です。
中国の会社ですが、日本人スタッフ(一人だけ?)がおり、対応はスムーズです。このホームページでホテルを検索すると、日本系会社のホームページにはないホテル(格安部屋)もリストアップされ、穴場を探し出すことができます。
シングルルーム(一人だったので)・3~4つ星・低料金・地下鉄駅に近い、で探した結果、宿泊先を「南京大飯店」に決めました。
「南京大飯店」は王府井にあり、北京市内を巡るには大変よい基点です。地下鉄の王府井駅から歩いて6分程度です。北京市百貨大楼の横の大阮府胡道に入り、その後右に曲がると、すぐに着きます。
ホテルは西洋式で、「とてもきれい」と言っても過言ではないでしょう。シングルルームは、窓無し(建物の中心に部屋が位置する)の場合、328元という破格の安さです。私はこの部屋に6泊、泊まりました(約2000元の支払い)。窓が無いのは全く気にならなかったです。部屋は少し壁にひびが入っている程度ですが、あまり気にならない程度です。ホテルの玄関の目の前に「成人保健」というお店(アダルトショップのこと)がありますが、ほとんど気になりませんでした(滞在5日目で初めて気がついた)。ホテル前は他の観光客がうろうろしていたり、有名な屋台通り(東安夜市)がすぐそこにあったりし、場所的にもいいところです。治安についても問題ないと言えるでしょう。
ホテルのスタッフですが、接待態度は平均的には「かなりいい」と言えると思います。態度は日本人と変わらないと思います。ただ、ホテルのチェックイン時に「日本人ですか?」と聞かれたので、「YES」と答えたのですが、やはり日本人に対してはちょっと意識しているところがあるようです。でも、反日感情というのはまったく受けませんでした。これはこのホテルに限らず、滞在中(幸いにも)いっさい反日感情を受けたことはありませんでした。
ホテルに到着し、チェックインを済ませると、ホテルスタッフが親しげに話しかけてきて、荷物を半ば強引に運んでくれました。わかりずらい英語でしたが、丁寧に部屋の説明を受けました。最後に、説明の続けざまに「Do I have?」と聞かれました。チップのことです。中国は基本的にはチップはいらないと思っていたのですが、一応、頭の片隅にチップを出さないといけないかもしれないとも思っていました。でも、何の脈絡もなく聞かれたので、それがチップのことを指しているとすぐにわからず、ちょっと気まずい雰囲気になってしまいました。でも、気づいたあと、すぐに財布を取り出し、20元を渡しました。50元程度渡してもいいかなとも思いましたが、あまり高額を出すと、日本人はチップが多いと思い込まれてしまいますので、これで良かったと思います。相場は10元程度だそうです。ホテル(特に西洋系外国人が宿泊するホテル)につく前には10元か20元を用意している必要があると思います。
ホテルには英語を話せるスタッフが若干いますが、人によっては片言程度の英語なので、会話に苦労しました。
ホテル宿泊は朝食もついています。朝食はバイキングです。種類は比較的豊富でデザートもありますが、毎日出る種類は変わりません。
総合的に、このホテルにはかなり満足しています。