宿はドミトリーが定番ですが

宿も列車も予約せずに自由に旅するバックパッカーたちのためにできたのが地球の歩き方でヨーロッパ編(全体)が最初です。
つまりバックパッカーの草分け地はヨーロッパだったのです。
私は1964年の海外旅行自由化以降の日本人の海外旅行を研究していますが・・・。

本が出る前から日本の若者たちはリュックを担ぎ、横浜~ナホトカ航路+シベリア鉄道(またはソ連国内線空路)で、ヘルシンキへ。そこからヨーロッパ各地に散っていきました。
海外旅行自由化から10年くらいは飛行機代は超高い普通運賃しかなく、シベリアルートは半額で行けたからです。
その後、70年代中頃くらいからシベリアルートより安い格安航空券が登場し、地球の歩き方はそのころ誕生しました。

猿岩石のタイ→陸路シルクロード→ヨーロッパがブームになり、タイが新しくバックパッカーのメッカになりましたが、最初は若者はみなバックパッカーの本場ヨーロッパに行ったのですよ。

ですから、ヨーロッパから始めるのが順路というわけです。特に女性は比較的安全なヨーロッパからが、マストでしょう。
ヨーロッパ(台湾、豪州、NZ、カナダも)初級、東南アジア、北米中級、インド、中近東、中南米上級、アフリカ最上級といった感じでしょうか。

コロナ以前はバックパッカーの宿といえばドミトリー(相部屋)のYHやホステルが定番でした。
海外に行けるようになってもしばらくは相部屋は避けて、比較的安い民宿、ペンションの個室利用が多くなると思いますが、終息すればバックパッカー旅には安いYHなどを利用しないと長期の旅は厳しいかと。

YHは世界90か国に4000軒ほどある世界最大の宿泊チェーンで、欧州の場合で朝食付き3000円台~です。
YH利用の1日の滞在費は7000円~でしょう。
http://www.jyh.or.jp
で検索とオンライン予約できますので、今から研究しておくといいですよ。

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