単なる偶然? タイはこれまで感染者数は少なく、特に死者は一名という驚異的数字。中国人にも大人気で、欧米人も多いタイが何故か?少なくとも空港での検査は日本同様でかなりいい加減。体温測定も最近始めたばかりですが、これもショッピングセンターやホテルでのセキュリティーチェックほどいい加減ではないものの、場所と人によって差があり過ぎるので、すり抜け可能。バンコク市内のBTSは超劇混み状態ではないものの、もともと完全に市民の足と化しているので、それなりに混雑しています。マスク使用必須ですが、たまに欧米人に未装着がいます。 一方、庶民は千差万別で、特に屋台やフードコートはほぼ従来通りで、ホテルやラウンジから消えた客が自由に取れる、汚染を気にしていたら食べられない状態で売られていて、皆買っていきます。むしろ、あれで大丈夫なのか・・・とさえ思わされます。神経質過ぎるのでしょう。 科学的根拠は一応あるのですが、神経質にならずに気楽にしていれば免疫系が活性化されるので、それが感染しても重症化させない理由。ならば、欧州随一のイタリアやそれに次ぐスペインでの危機を説明できません。食事が関係するとかなら、日本でタイ料理屋が乱立するでしょう。それはそれで、歓迎する(スパゲティ屋がイタリア料理店への変身の二の舞でなければ)のですが。 気候の影響はあるし、欧州のような冬をむねにするのではなく、夏をむねとしたつくりなのは確実に関係すると思います。でも、ムエタイ試合が所謂、クラスター感染を起こし、各地に散らばせた結果、バンコクでは都市封鎖が実施され、日本人が脱出してしまいました。やはり、単なる偶然の可能性も否定できません。 一方、世界の成功例である台湾はついに鎖国を実施。結果的には、この台湾の劇的方法が成功しています。WHOをはじめ世界的組織から弾かれているのにもかかわらず、これだけ的確にできるのには、相当優秀な官僚がいるからでしょう。まあ、WHOは先回のパンデミックでは大失敗をやらかしたし、信用してよいのか??? なぜ、イタリアがこうなったのか。高齢化率は日本の方が上。唯一の違いは、日本は核家族化していること。たしかにドイツに比べ、医療の低下は著しいのですが、それは死者の多さだけで、感染者数を説明できません。キス、バル文化、よく喋る国民、中国人は多く、観光もそうだが、仕事、ブランド品の製造場は大陸という条件とこれに偶然が重なったのか。ちなみに、日本の今年一月の中国からの訪問客は昨年の二割り増しです。首都封鎖を今頃言うのなら、何故、感染国からの入国を制限しなかったのか?海外からの日本人入国は今でも自主申告で、自動化パスポートでの出入国を許しています。恐らく、人員不足なのでしょうが、明らかに杜撰。 最後に、既存の治療剤が効くことがわかっています。特に膵炎と条件付き承認の抗インフルエンザ剤。E64との併用が効果的という点が不可解(細胞内酵素に効く薬)なのですが、細胞侵入(遺伝子放出)を阻止する効果はあるのでしょうし、富山化学は効いて当然。中国ではすでにジェネリックも作っていて、今後大々的に治療に使うでしょう。日本も、今回入国等で超法規的措置を何度もやってきたので、このさい、条件付き承認を新型ウイルスのパンデミックに使えば、命と混乱、経済危機を救えるはずです。
Re: 単なる偶然? JORGEさん、こんにちは。 タイについては、おっしゃる通りムエタイ会場の集団感染がでましたが、それにしてもよく抑えていると思います。中国人の旅行先としては、日本と一、二位を争うくらいですからね。 今は「東京封鎖」が最大の注目です。東京都の言う「感染経路の分からない感染者の増加数のモニタリング」というのは、かなり科学的なアプローチ(?)と思っています。もっとも封鎖しそうだ、と分かっても留まるとは思いますが。311の時は、一号機が爆発したら、仕事の途中でも逃げよう(実際は膨大な避難民で大変なことになったでしょうが)と思ってましたが。・・・
条件付き承認 >条件付き承認を新型ウイルスのパンデミックに使えば、命と混乱、経済危機を救えるはずです。 おっしゃる通り。 現状適応外については公知申請という既存の制度もあるが、それより迅速な対応が求められる。
K1開催、宝塚再開とかありえない 今は自粛の時期 ―――――――――――――――――――――――――――――― 西浦北大教授「解禁ムード広がることを大変危惧」 「今こそイベント自粛とハイリスク空間回避が必要」 2020年3月23日 (月)配信 西浦博(北海道大学大学院医学研究院教授) 今は2月よりも厳しく、今からこそイベント自粛とハイリスク空間を避ける声を保健医療の皆さんから届けていただけるよう、助けてください。 https://www.m3.com/news/iryoishin/743174 ―――――――――――――――――――――――――――――― 全文は掲載できません。 台湾の成功例と同じで日本は大丈夫・2週間自粛してコロナ余裕、とかいう風潮の解禁ムードが怖いです。 K1開催、宝塚再開などありえない。 医療資源は有限です。 賢明な行動を切に願います。
何故、治療薬使用に関しての動きが遅いのか? COVID-19は極めて特殊なため、今世界で行われている古典的な封鎖法はある意味お手上げ状態での最終手段で、効率的にも悪く、一度爆発的拡大が収まっても再発が怖く、封鎖解除が難しくなるでしょう。これが中国のような国家統制が可能な国ならまだしも。また、台湾のように国内での封じ込めができている島国なら、国境封鎖は効果的であることは間違いないのですが、ここも解除が難しいでしょう。 以前から理解に苦しむのは、新薬開発は絶対に間に合わないし、ワクチンも良くて年内です。このため、既存の治療薬に頼ることが妥当であることは確かで、すでにいくつかの薬の効果が証明されています。 Nafamostatは東大でCamostatはLeibniz Gemeinschaftが実験で効果を証明した膵炎や抗凝固薬ですが、わからないのが、CamostatはE64との併用で効果があるという結果。侵入阻止は完全ではなく、すり抜けるウイルスもあり脱核の阻止はE64なのか・・・。 一方のFavipiravirは原理的にも効いておかしくないので、エボラでも末期以外には効果があったので、中国での結果は間違いないのでしょう。相模原中央病院の死闘が話題になっていますが、医師達も認めているように手探り状態で可能性のある薬を使っての治療なので、何が効いたかがわからない。何故、Favipiravirでの臨床研究が今頃なのか。確かに条件付き承認の理由となった胎児への催奇形性ですが、かなり長期なのと、妊婦禁忌を守れば問題ないはず。数日程度の使用なら、今すぐにでも”超法規的”承認すれば良いと思っています。 例えば、高熱が数日続いたらFavipiravirを投与。もともとインフルエンザ治療薬なので、これにも効くし、コロナと同じ+RNA型のラノウイルスにも効くはずなので、普通カゼも退治してしまうでしょう。これで重症化、すなわち肺炎を引き起こすことを阻止できれば、COVID-19も(H1N1)2009が普通(季節性)インフルエンザのお仲間となったように、ただのカゼのお仲間となってしまう可能性が高くなります。 今は統計上の感染者数にはほとんど意味がなく、COVID-19での(これが本当にそうであるかも各国で違いがあるでしょうが)重症者と死者数が問題。重症化さえ阻止できれば、これほど怖がり世界をパニックに陥れる必要はないのです。逆に、これが達成されないと、軽症もしくは無症状者が感染を拡げ、重症者を作り出すという問題が解決されず、一年先に終息(はせず精々収束)している保証もないと思います。 極論すれば、100年前でもウイルスそのものでなくなったかたは少数で、ほとんどが肺炎と免疫の暴走での死亡(恐らく、詳細な解析は不能)であり、今回と似たところがあります。このときのウイルスはすでに消滅したものの、2009年に一部が復活して今に至っていますが、適切な予防と、対策ですでに恐れる必要のないものになっています。 今のままの対策をしていたら、世界中が疲労、消耗するだけで、先行きはとても暗くなります。何故、潜伏期が異様に長く、しかも発症してから重症化するまでの時間差(ほとんどの人はここで治る)があること、さらに日本でも数例あるのですが、PCR陽性→陰性→陽性という、これまでの常識からは説明できない事例。多分、PCR検体採集場所が肺や消化器、循環器系での感染を反映できていないからでしょうが、これらの理由がわかれば、克服法が確立するはずです。世界中から巻き上げた金を兵器ではなく、このようなところに費やす世界をつくることに、これを機会に変わっていけば良いのですが。少なくとも喫煙者にはCOVID-19は凶悪犯になることは確かなので、喫煙をなくすとか・・・。