Catalan de Cataremu

mamoru王子さま、ごきげんよう、Hola~!
本当に国境線の反対側、行かれますね。
Catalanでは1年前の旅で、やられました!
Barcelona到着後はスペイン語でよかったのですが、国鉄で内陸部に入った途端、レストランのメニューから会話から、Catalan表記になり、とどのつまり「Menuが読めない」状況になり、注文を取りに来たCamareroにのっけから、「CastellanoのMenuは無いのかなぁ?」と、尋ねる羽目になりました。ニコニコして、「口頭で説明するからねっ!」と、いきなりDictationを到着日の午後やられたのには参りましたが、Catalanでは語れぬ状況は、Catalunya内陸部から移動するまで、ずーーーっと続いたので、mamoru王子さまも、国境のあちら側で同じような状況に陥られたという事はわかりました。何でもフランコ総統政権時代に、それを嫌って、50万人ばかりのCatalanがフランス側に移住したそうなので、言葉の違いはそこからもきているのでは?と考えていますが、何が困るって、旅行者にはわからぬ言語であるという事実のみです。

ただCatalunya内陸部移動の為、バス時刻表を解読させられた経験から、語彙としては、フランス語に近くないでしょうか?発音的にはスペイン語に近い言語だと思われるのですが、Castellano Onlyの友人と聞きとっていた所、「部分的にしか聞き取れないな~」という事でした。

ところで、La Sagrada Familiaを見上げる公園で、三本腕の赤ん坊?を抱いたRomaに、一輪の花を売りつけられなかったでしょうか(^o^)ノ?

また、新年になってから、旅の始まり部分の方を楽しみに読ませて頂きます!
あと、前々からmamoru王子さまに、フランス・スペイン国境地帯で、多分Bearn地方にあると思われる、ロマネスクの修道院の存在をお聞きしたかったのですが、何かご存じではないでしょうか?

良いお年をお迎えください♪

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1件のコメント

  • 20/01/03 13:25

    Bearn地方にあるロマネスクの修道院

    旅クマさん こんにちは

    Bearn地方(仏語発音は ベアール地方)にどのような修道院があるかは知らないのですが、ちょっと検索してみました。

    Bearn地方は、Pyrénées-Atlantiques 県の東部にあり(県番号64)、この県はポーを中心とする郡、オロロンサントマリーを中心とする郡、バイヨンヌを中心とする郡の3郡に分かれ、Bearn地方はポーを中心とする郡とオロロンサントマリーを中心とする郡の二つで構成されているそうです。
    (フランス革命まではBearn地方は、上記二つの郡からなる県であったが、フランス革命後の県の再編成で、バイヨンヌを中心とする郡と合併した。)

    Bearn地方の修道院を検索するに当たり、google の仏語版(https://www.google.fr/#spf=1578016637489
    に、検索語
    les Pyrénées-Atlantiques(県名)にあるabbaye(修道院)
    をいれて検索させると、wikipediaのサイトで6件のabbaye(又はmonastere 規模の違い)が表示されたので、それぞれ詳細を当たってみました。
    https://fr.wikipedia.org/wiki/Cat%C3%A9gorie:Abbaye_dans_les_Pyr%C3%A9n%C3%A9es-Atlantiques

    1)Abbaye Saint-Bernard de Bayonne
    バイヨンヌのすぐ近くにあるのでBearn地方の修道院ではないのですが、
    1168年に修道院として創建、フランス革命の時に破壊に遭い閉鎖、その後、たばこ工場、びん工場などに利用されたが、近年は廃墟になっている。現在、修復のプロジェクトが進行中。
    https://journals.openedition.org/adlfi/2608
    (ここは該当しないでしょう)

    2)Abbaye Notre-Dame de Belloc
    バイヨンヌの東15kmのUrtという町にある修道院。Bearn地方の修道院ではない。1875年の創建。
    (ロマネスクではないので該当外です)

    3)Abbaye Saint-Pierre de Larreule
    Larreuleという町にあり、10世紀の創建、16世紀の宗教戦争のさなか、破壊にあった。その後次第に運営が困難になり、修道院としては1773年に閉止した。
    その後、修道士の寝泊まりする寄宿舎は個人所有となり、修道院の一部が現在のSt-Orens教会として使われている。
    Larreule市のサイト(3番目から数枚の写真がSt-Orens 教会)↓
    http://patrimoine.loucrup65.fr/larreule.htm
    ポーの北東30kmほど、東隣のHautes-Pyrénées県(県番号65)のTarbes(タルブ)からの方が若干近い。
    (修道院としては残っていないですね)

    4)Abbaye Saint-Vincent de Lucq
    Lucq-de-Béarnという町にあり、970年頃の創建。オロロンサントマリーの北10km程度。
    宗教戦争の間に破壊に遭い、修道院は1600年代に閉止、1760年にこの地に教会が建てられた。修道院の一部が廃墟となって残っている。
    Lucq de Béarn市のサイト↓
    https://www.lucqdebearn.com/lucq-se-presente/le-patrimoine/
    (ここは廃墟しか残ってないですね)

    5)Monastère Sainte-Scholastique
    バイヨンヌの東15kmのUrtという町にある修道院。Bearn地方の修道院ではない。1883年の創建。
    (ロマネスクではないので該当外です。この町には修道院が上記の2番と合わせて2カ所ある。)

    6)Abbaye de Sauvelade
    1120年頃の創建。ポーの西20kmのSauveladeという町にある。
    宗教戦争の時期、40年間プロテスタントの所属になり、その間火災もあったが修復され、13世紀の状態が保たれています。宗教戦争の後、この修道院の教会の周りの建物は国に買い取られ、公共のイベントなどに使われています。
    この地の民宿のサイトから↓
    http://lamaisondugrillon.fr/

    Bearnの観光案内のサイト↓
    https://pratique.tourisme64.com/patrimoine-culturel/sauvelade/visite-videoguidee-de-sauvelade-et-de-son-abbaye/PCUAQU064FS000K6.html


    検索してみましたが、Pyrénées-Atlantiques 県では、まともに現存するのは6番目ぐらいかも。東隣のHautes-Pyrénées県(県番号65)にも修道院はありそうです。googlemapで県を表示して、abbayeを検索させれば地図上で何件か出ます。


    よい旅を


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    お調べ頂き、ありがとうございます。

    mamoru王子さま、Feliz ano nuevo!
    調べて頂いて、どうもありがとうございます。峻険なフランス側のピレネーに負けず劣らず、フランス語読解の壁は厚いのです。フランス側のピレネーが、獣道ばかりのせいで、写真で見たロマネスク教会の「地名」がよくわからないのですが、頂いたURLと照合しながら、探してみようと思います。

    ただ、Bearnだと基点はPauになりますが、うっかりするとタクシーがあるSt.Jean de Luzあたりにする方がよかったりするので、よーーーく地図と相談しようと思います。

    今回の「工程」ですが、かなり山から離れましたね。以前、VielhaからLesへ抜け、Toulose、Pau、あたりに抜けようと、散々考えてみたのですが、フランス側の決め手がイマイチない上に、乗継時間が悪すぎて、放り出し、いつも通りスペイン側の山沿いをひたすら塗って移動しました。タクシーを予約出来ないと、TouloseからPauに抜けて、一気にBayonneまで行ってしまうという拙速さが、個人的にはいけない点でした。

    今回の旅の始め、やはりタクシーが無いと困るものだと思いました。とはいえ、以前フランス側をフラフラした折は、運よく英語が通じるマダムを通じて、移動の後ろ足は確保出来たので、去年しみじみとピレネーの中の村の詳細な地図を確認した限りにおいて、Bearn手前まで見てしまったのですが、やはり料理に未練があるんですよね。

    まだ時間はたっぷりあるので、じっくり検討します。

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