長くなってしまいました ささと書いたら長くなってしまいました。誤字等はご勘弁を。 制限を越えたので分割します。 まず、ラウンジが使えること。日本国内は間借りが多く、凡庸とというか あまり価値もないのですが、香港のラウンジは立派です。海外でも自前の ものは立派です。アジアでは台湾も悪くなく、欧州ではヒースローでしょう か。 香港のラウンジは二カ所です。 もし欧州便にまで時間があると、ゲートの確定はしていませんので、到着ゲ ート近くのラウンジを使ってください。基本的には20番後半以降はThe Pier を、それ以前の番号ならばThe Wingを使ってください。前者は地下(ゲート のあるロビーに対して)、後者は二階です。何故かThe Pierは冷房がきつく 冷えるのでご注意を。欧州便の出発ゲートが確定している場合は、その近く のラウンジを使いましょう。ゲート締め切りが早く、移動には意外に時間が 掛かるために、近くのラウンジに居ることが大切です。最近ゲーム機も入っ たそうですが、ゲームはしないので。豪州までは時間が掛かります。シャワ ーを浴びておいてください。食事は麺類以外は、スープ、点心、サンドウィ ッチにオードブル程度です。Fになると本格的料理とバスタブが付きます。 優先搭乗がはっきりしています。一般に右がエコノミー、左がビジネス以上 か上級クラスとなっており、某日本系のように無資格者が入り込むことや 「差別だ」とか言って騒ぐ客はいません。 降りるときもF→C→Yの順にしっかり客室乗務員がブロックしているので、 某日系のように停止直前に後方から突撃してくるおじさんはいません。例え 到着時間が定刻でも、エコノミーの客は出るのに時間が掛かることになります。 搭載または持ち込める荷物が違います。また、荷物が出てくるのは当然優先 です。米大陸以外では、Yが20kgに対して、30kg。 持ち込める手荷物がYの7kgに対し、10kgまでを一個。 しかも、たたんだときの厚さが20 cm以下のgarment bag一個、同じく厚さ が20 cm以下のソフトバッグは上記制限以外に可能です。Yで荷物を全部持 ち込むのはほぼ不可能ですが、ビジネス以上なら可能です。 機内での上着預かり。流石に今では着陸前に返却されますが。 ウェルカムドリンク。朝でもシャンペンが飲めます。他は大抵、水、オレン ジジュースです。 食事の質はかなり下がったとは言え、皿ごとに配られ、余程のことがない限 り、希望の料理を選ぶことができます。ワインもシャンペンもまあまあの質 (所詮、ビジネスですから高級なものはでない)。長距離ならば、間食や軽食 (インスタントラーメン)等も頼めば出てきます。ファーストになると徹底し ていますが、基本的には頼まないと何もしてくれませんので、希望ははっき りと言いましょう。 食後は珈琲や紅茶、日本茶や中国茶(日本路線と香港路線)が選べます。珈 琲は美味しくない。長距離便ではエスプレッソやカプチーノも可能。 機内ビデオはエコノミーのような前列の背もたれではないので見やすいです が、液晶の質が悪いのはどのエアラインも同じ。日本映画は1-2本、吹き替 えや字幕は3-4本程度です。 豪州行き機材はA330なので、2-2-2の配置で、ほぼ水平にリクライニングし ます。しかし、完全な180度ではないため、ファーストに比べると若干疲れ ます。日本線には近距離用のシートか旧式シートです。 ビジネスの良いところは、他人を気にせずトイレに立てること。完全リクラ イニングで窓側では、さすがに跨がねばなりませんが、身内ならば気になら ないし、トイレを待つこともほとんどありません。 ヘッドフォーンは防音で有名な BOSE社のものですから、音楽を聴かなくて も騒音防止にには役立ちます。 アジア路線では、マナーの悪い客もいますが、欧州やオセアニアではほとん どおらず、幼児が泣き叫ぶこともほとんどありません。 機内は静かです。欧米(米は違うかな?)人の上の階層は基本的に身内で はぼそぼそ喋るので声が気になることもありません。これが日本線になると、 大声で話す客が増えるので困ったものです。しかし、議員とか勘違いした社 用族、それに金のブレスレットなどをして、年が随分違い化粧が異様に濃い 女性を連れたおじさんも乗ってこないので、気分が悪くなることもほとんど ありません。英語の壁は偉大です。