第1日目(機内にて 2)

お休みモードになってしばらくして、上の子が「人が倒れた」という。
目を凝らすと子供から見た通路に人が倒れている。ちょうどやってきた男性のアテンダントに告げたが、言ってなかったら踏んづけていたかもしれない。まあしばらくそのまま横になっていたようだが、たいした事はなかった様子。
眠る前に子供にトイレを促すと「おかあさん、生理になった・・」という。えー!ちゃんと持ってきたんでしょうね!!!
上の子はちょうど小学校を卒業した12歳。いつなってもおかしくはないとどこへ行くにも持たせ、夕べもスーツケースでなく持ち込み手荷物に入れとくよう念を押したのに、「忘れた・・」とのたまう。
私のリュックにいつも無造作に放り込んでいるのがいくつか見つかって、なんとかその場をしのぐが、夕べも言ったじゃないとかAMSで見つかるかなーとかで「おめでとう」の言葉も後回しになってしまった。
でも忘れられない思い出になったよね。

話は変わり、機内食。
キッズミールが初めに配られた。いつもは自分で食べるが、なにせ持ち込んだのはほとんどおもちゃの類で着替えは1組。何で汚すか分からないので私が赤ちゃんのように食べさせる。「自分で!」という時期を過ぎ子供でも楽がいいらしい。黙って指を指し、いやなものは口を開かない。結局ほとんど食べなかった。
キッズミールが配られた後、順次後ろから食事が運ばれてくる。
上の子と私とで違うものをオーダーするが、食べ比べておいしいほうが子供の口に、私は「おいしくない」と言われたものを受け取り黙々と口へ運ぶ。ま、どちらにしても大差ないよねー。
久し振りの長時間フライト、おやつにカップルードルかアイスクリームも配られるのですね。行きはミニサイズので、帰りは普通の大きさでした。両方食べたいと思ってもどちらも待ってくれないものなので組み合わせてあるんだろう、でなきゃ「両方ちょうだい!」って言う人が続出するかも。
私は行きは抹茶のアイスクリーム、帰りはカップヌードルを食べたけど、あの潤いの無さはなんなんだ。きっと日清が機内用に開発したんだろうけど、ふたを取ってがっかりした。膨れ上がった麺が底のほうにあって・・・。まずひとくちお汁をすすりませんか?

ようやく着陸。
その前に始めに話したアテンダントが窓側に2人席ならあるけどどうしますかと尋ねてくれた、が娘もいいというので断った。
乗り換えのゲートをスクリーンで確認し、生理用品を見つけなきゃと内心思っている私に着陸で斜め前に座っていたアテンダントが「乗り換えの時間はありますか?」と聞いてくれる。「1時間ほどなんで」とか答えると「時間と機長が許せばコックピットをご案内いたしますが?お席をお取り出来なかったこともありますし。」とのこと。
願ってもないこと!
全員が降りるのを待って、ビジネスクラスのお土産をもらいコックピットへ。なんて狭いんだ!
あまり時間がないうえ、下の子が恥ずかしがってどうしようもない。記念に写真をとってもらいお礼を言って飛行機を降りた。

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