第1日目(機内にて 1) 先に主人を仕事に送り出し、20分後に予約のタクシーに乗り込んだ。 空港バスに乗り換え、着くとちょうど2時間を切ったくらい。さっそくチェックインカウンターへ。KLMのカウンターから続いている列に並んでいたらツアーの添乗員がやってきてここは違うと。 個人のカウンターはすぐでした。そこで座席のやり取りを終え、子供連れで優先的に乗れるので早く来るようにと勧められ手荷物だけ持ってそれまでなにしようっかなーと。 その際に両替を済ませとけばよかったのです。が、混んでいたのと、去年シンガポールに行った際、中にもあるという記憶があとで少なからず影響するのです。教訓1.今できることは今やろう! その後友人に電話を入れ、今生の別れにならないことを願われて電話を切り、展望台をパスして、国外へ。 シャトルカーに乗り、先端まで行って、両替所を探したがない。 しかたなく子供たちをビザラウンジに残して、引き返した。 結構な時間が掛かって小走りな私に道々「KLMの方ですか!?」と声が掛かる。 結局最後の乗客になってしまった。 予約の席にようやくたどり着き、さっそくアテンダントに「席は空いているか?」と尋ねると「ツアコンが席を移動してかまわないと言った様で」「離着陸の際には決められた席でないといけないのでは?」「そうなんですが・・・。」もともと真ん中に席を取った時点で離着陸時の景色はあきらめていたが、長時間飛行で子供を横にならせてやりたいと思っていたので、搭乗が遅れたことを悔やむ。尤も私が席を取るべく動いたとしてもベルトのサインが消えてからだったので、結局は同じことか。 それにしても日本人の団体客はなんてことだろう。 私たちの席を所望しなかった赤ちゃん連れのファミリーに、空いている席をアテンダントは勧めるチャンスを失った。 体の大きな外国人の男性が、みなおとなしくあてがわれた席に収まっているというのに。 私が10年前2歳の子供を連れた時フィンランドエアーだったが、少し年配のスッチーが頼みもしないのに空いてる席を押さえ「おかあさんも子供も楽なように」と何かと気に掛けてくれたことを私は忘れない。 私たちの席の後ろも移動してきた団体客の2人らしく、電気が消えてお休みモードになっても大きな声でしゃべるのには我慢ならず、さすがの私も注意させていただいた。 子供は映画やゲーム、持ち込んだポータブルDVD・工作キット・間違い探しの本などでなんら問題なく過ごした。時々機内の散歩もしたが。 スクリーン前はかなり広く嫌いな圧迫感は全く感じなかった。スクリーン前といっても2箇所あるのだが私たちは後ろ側、降りるときに前のほうを見たがもっと壁に近いようだった。その分席の前を行き来する人も居て、我が家の庭先を横切られているような気にはなったが。