19/10/13 11:13

一般論と各論

まず、前者ですが、ホテルに極めて近いアパートメント(フロントが24時間常駐し、何時でも入れ、部屋も毎日片づけてくれて、レストランもある)もあれば、ホテル機能は限られていて(フロント常駐ではなく、入口の鍵を持たされる、レストランはないなど)文字通りのアパートメントもあります。ホテルと違い、通路はアパート風で部屋のドアも重く頑丈(治安対策でしょう)、室内に絨毯は滅多になく、掃除が楽で汚れ、特に調理するので、残らないようなフローリングか素材むき出しがほとんど。

例えば、
晴美公寓酒店は中山小國站から林森北路を少し北上したところにありますが、普通のホテル(酒店)です。違いは、部屋に大型(小型冷蔵庫ではなく)冷凍冷蔵庫、IH式キッチンと洗濯機があることくらい。隣接する酒店よりもむしろ高級なのは華泰瑞舍でしょうか。フロントも高級感あるし、入口には専用の門番?が居て、安全性も確保されています。ここの良いのはキッチンにテーブルがあって、しかも地下のレストラン兼ラウンジは高級感があること。日本もそうですが、最近の宿はレストランは外注ですが、ここは専用スタッフが常駐しています。台北站に隣接する有名処は、京站國際酒店式公寓で、ここはフロントと言うか受付は同じ建物内にあり、キッチン用具等はアパート内の受付でもらえます。かなり大きなアパートです。レストランはなく、チェックアウトも少し早いくらいかな?欠点があるのは。バスタブは公寓では狭いのが一般的で、ここも確か凄く狭い。六福居-公寓式酒店は繁華街にあって、知らない人にはそこが宿であることはまずわかりません。かなり高級な造りですが、朝食が貧弱すぎて、最近は利用していません。ただし、、部屋とは関係ないが、
our service providers(The FASTBOOKING ASIA PTE LTD) has suffered a security incident t・・・問題ありそうですね。

一般論で言っても仕方ないので各論。

yoloft.taipeihotelinfo.com
公寓 悠宿
大安區忠孝東路三段251巷14弄2號1F
1F部分だけをアパートとして貸し出しているのでしょう。外見は台北の宿の多くは古い建物の改装なので、中と外とは違うことが多い。面白いのは外からはもの凄く綺麗でお洒落なのに、裏からみると・・・ボロボロだったり。建物全体や一部をサービスアパートして本格運用しているのと、オーナーが空き家を改装して貸しているだけのもとがありますが、恐らくは後者。部屋の中は改装すれば綺麗になるのですが、窓がない・・・。台湾の宿には良くあるケースですが、気になる人は気になるでしょう。後はバスタブなしです。騒音に神経質なので、やはり一般のかたも住んでいるのでしょう。

問題があるとすれば、チェックインは16時からですが、24時まで対応しているので大丈夫でしょう。ただし、要連絡とあるので、常駐ではない可能性があります。

yoloft.taipeihotelinfo.comには問い合わせができるようなので、ここで聞くことで、返事があるか否かを含めて判断しても良いでしょう。フロント常駐か、建物への鍵の管理、チェックインチェックアウトの時間。

大切なのはむしろ立地で、最寄り站は忠孝復興で、食事には困ることはないでしょう。小規模ながら、地元民で賑わう遼寧街夜市も徒歩圏内。しかし、魅力的な場所では決してありません。市民大道からは少し入るので騒音はないでしょうが、周囲はただの住宅でしょう。ですから、宿を出れば店があるという訳にはいきません。なんとも言いがたいのですが、私なら敢えて泊まらない宿です。価格的にも設備的にも立地的にも選ぶ意味がないからです。変更可能なら変更もありですが、そうでないのなら泊まるしかないでしょう。ただし、写真を見る限り、心惹かれるものは私には皆無です。ウォシュレットとか電子レンジやポットは部屋の売りにはならないでしょう。安っぽいのです。

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1件のコメント

  • ありがとうございます!!!

    ご丁寧に回答ありがとうございます!参考になりました!!(^_-)-☆
    日本じゃなかなかないスタイルですが、日本でも、都会だったらこのスタイルが
    最近あるんですかね。 国や時代が変われば宿のスタイルも変わるんだなって思いました。
    勉強になりますね。以前クロアチアに行った際に、内戦から立ち上がった後市民が、
    一般住宅を旅人に数部屋宿として 貸して収入を得てるからトライしたら
    面白いよって言われて 泊まりました。常駐のフロントはなく、用件だけ済んだらさよならでしたが
    バス停から家まで車でおくってくれたし部屋の使い方も教えくれました。アパートメントという
    言い方でなくSOBEだったと思います。いい思い出になったのを今でもおぼえます。

    立地も重要とのアドバイスも再検討材料になります! ここを検討中です。
    (追伸 こちらを先に変身したのですが、ネットの不具合で投稿されてなかったので、再度送ります!お返事逆になりすみません!!(´・ω・`))

    The Metro Hotel - Taipei Branch
    豪爵大飯店-台北館
    No. 24, Lane 170, Dehui Street, Zhongshan District, 台北市, 10470, 台湾
    德惠街170巷24號, 中山區, (台北市, 10470)

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    19/10/13 15:01

    立地が良いとは言い切れませんが

    豪爵大飯店-台北館

    台北に限らないのですが、古い建物の外装だけ綺麗にし、所謂厚化粧で宿として再生しているところが少なくありません。写真はプロが綺麗に撮るのでご注意を。

    たまたま、hotels.his-j.comでの記載を読んだのですが、
    「行天宮」や「占い横丁」があります。
    はまだしも、
    また、素敵なレストランや色々な展覧会やイベントも開催され、台湾グッズのお店が集まって、家族連れや若者もよく足を運ぶ「華山1914創意文化園区」や100年歴史がある迪化街にも行けます。四平商店街と寧夏夜市などにも徒歩圏内です。
    良く読めば、華山1914創意文化園区と寧夏夜市まで徒歩で行けるとは書かれていませんが、台北自体が狭いので、何処へでも行けるし、比較的近い四平商店街を徒歩圏内とは言いません。松江南京から行天宮に近い店(商店や食事処)に行く途上なので、歩くことはありますが、台湾人は歩かないでしょう。

    開業年 ここが書かれていないのでなんとも言えないが、
    改装年 2009年なので、20年以上は前に建てられてからの改装でしょうから、築30年以上だと思います。HISでも出てくるので、この会社もパッケージに使っている宿でしょう。若干、日本の固有種に近いファッションホテル、所謂ラブホを兼用しているような外観です。そのように使われているか否は知りませんが。また、写真より本物は古さが醸し出されていると思います。

    場所的には、行天宮付近は日本人観光客で溢れかえるところではなく、ガイドブックに載るような店も多くないので、幻滅することも少ないと思います。店に依っては日本人しか居ない所も少なくないので。それでも、便利かと聞かれると・・・です。

    泊まったことがないので、これ以上のコメントは無理です。言えるのは、積極的な選択理由が見つからないことでしょう。建物の造りから、本物の窓(本物の窓がなく飾り窓だけの部屋には泊まったことがあります)だけは確保されているのは確かですが。