ホテルのエリア

お仕事ならば、良いホテルということですよね。

旧市街にあるのはヨーロピアンタイプのものが多く、高級なものは
少ないと思います。Sofiteはそこそこ高級かな?場所は便利です。

旧市街から離れて地下鉄や道路が字型に分かれるところ、すなわち
Margues de Pompalから川と反対側には高級ホテルが並びます。
Fourseasonsもあり、リスボンならべらぼうに高いということもあり
ません。近くにはMeridienもあり、モダンなつくりになっています。
Y字のもう一方側には、地下鉄駅ひとつ(徒歩可能)Picoas近くに、
シェラトンがあります。しかし、ここは昔のシェラトンの名残みたい
なホテル(要するに世界基準から取り残された)です(変わっている
かも知れませんが)。同じスターウッド系ならばメリディアンのほう
が良いでしょう。この辺りに泊まって、旧市街にも空港にも、また
少し郊外のショッピングセンターに行くことは簡単です。でも、日本
同様、郊外型ショッピングセンターは地元商店街の衰退をもたらすよう
ようです。

食事ですが、旧市街には観光客も多く使うレストランが並びます。
もともと素材を生かす素朴な料理なので、どこで食べてもそこそこいけ
ます。そこそこと書いたのは、感動するものには巡り会えなかっただけ
で(単に修行が足りないだけかも知れませんが)、味付けが大雑把であ
るような気がします。一番美味しそうなのは、田舎の浜辺や高台の住宅
の軒下で焼いている鰯などではないでしょうか。

地下鉄ができて便利になり、少し郊外でも簡単に行けます。ですから、
地元民(旧市街や観光地以外はみな地元民用です)が好むレストランは
中心地からやや離れた場所にあります。英語だけで大丈夫なのは観光地
だけで、ここから離れるとポルトガル語が求められます。スペイン語で
も通じている(相手が喋らないので)とは思いますが(一応、ポルトガ
ル語は苦手なのでスペイン語で良いかとことわっています)、英語は
通じにくいと思ったほうが良いでしょう(観光地以外)。女性一人でも
まったく問題はありません。ほとんどが大衆的な店ですので。

治安に関しても、相当安全な街です。しかし、観光地以外は人通りが少な
いため、深夜の女性一人歩きは勧められません。以前、郊外のレストラン
に行こうとして途中で道を尋ねたら、なんとそこから先は危険は地域なの
で遠回りしろと言われました。観光客が迂闊に入り込むと危ないという一
例です。人通りの多い道以外での夜間の女性一人歩きができる国は欧州に
は存在しないと某EU加盟国在住の女性が言っていました。

夕食時間ですが、スペインやイタリア的感覚で行くと、客の大半が食事を
終えていることが多いようです。すなわち、21時よりも前にピークがある。
これはスペイン語圏である南米とも同じで、殺さない闘牛や無血革命を好む
ポルトガルやブラジルとも関係するのか、誰か解説してください。