19/09/18 19:37

観光地です

ガイドブックには、地元の人で賑わっていると書かれていますが、Grinzingの店はほぼ観光客向けだと感じました。楽団はなんとスロバキア人だったりして、いまならもっと多国化しているでしょう。ですから、観光客として行くには何ら不安はありません。また、中心部にある某銘柄ケーキで有名な二店ほど、観光客が押し寄せることもないでしょうから、興ざめにもならないでしょう。

注文は基本、飲み物で、元々は新酒のワインですが、ビールも飲めます。料理も加熱いていない料理(kaltes Essen)が基本で、加熱調理したもの、warmes Essenは少数です。まあ、若いワインを飲ませる店なので当たり前でしょう。観光客向けなので、英語メニューはあります。恐らく、中国語メニューも増えてはいるでしょうが。テーブルで料理を注文せずに自分で取りに行くところ(こちらがもともとのやりかた)なら、見てみて美味しそうなものを注文すればよいだけ。夏のビヤガーデンと同じで、みて美味しそうなものを食べたいといえば良いだけです。よく言うのですが、観光の中で、乗り物に乗る、部屋を取る、物を買う、食事をする等は、客の要求が限定されはっきりしているために、一方が片言でも通じてしまうのです。ついでながら、日本の英語教育は、このような簡単な意思疎通ができる国民にしたいのか、世界の最先端で英語(以外の言語を駆使する上でもできて当然)を駆使してやりとり駆け引きができる人間を育成するのとが(実態は明らかに前者)渾然一体化しているようで、前者に傾き過ぎたために、文法ができない生徒、学生、社会人が増えたと言っている巨匠がいます。

行ってみて、団体ではなく個人客で賑わっている店、できればドイツ語が飛び交う店が良いのでしょうが、これは難しいでしょうが。後は、飲み物を注文して、ここはやはり

適当な店で、ここは写真も綺麗で英語記載もあるし、
www.wienerheuriger.at
Getränke und Speisen
Heurigenbuffetに出ている写真をご覧あれ。適当に取れば良いのです。
Speisekarte
は一品料理ですが、みてわかるように日本料理やイタリア料理のような複雑な複雑なものは皆無で、基本肉を簡単に調理したものです。
Buffetvorschlägeは二十名以上のパーティーみたいなものでしょう。
ああ肝腎な飲み物。
Getränke
Offene Weine

¼ Weißwein spritzig, fruchtig, trocken
¼ Grüner Veltliner fruchtig, spritzig
¼ Blauer Portugieser fruchtig, leicht
このあたりは酒飲みの高島さんにでも解説してもらえば良いと思いますが、瓶詰めしていない樽から出したばかりの若いワインでしょう。
FlaschenweineのWeißweineも2018年、Rotweineですら2017年なので、かなり若いワインです。と、ここまで書いて、英語版を見てみたら、
Open Wines

¼Heuriger dry, tangy, sparkling
¼ Grüner Veltliner dry, fruity
¼ Blauer Portugieser dry, light, fruity
¼ G’spritzter white wine with sparkling soda
¼ G’spritzter Aperol
¼ Kaiser G’spritzter
¼ Roter G’spritzter

上二つは同じだが、他は全く異なり、
瓶詰めワインともなると2016年以前のものばかり。これは謎です。実際行けばその謎は解けるでしょう。

要するに、地元の若い冷えた白をジョッキで呑んで、適当なつまみをとれば良いのです。個人的は凝った料理は避けて(高いし、不味かったら癪なので)、簡単な料理にする。ドイツ語圏ではkaltes Essenは外れが少ない。

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1件のコメント

  • ありがとうございます

    JORGEさん、横文字ドイツ語?が多くてわたしにはちとむずかしいですわ。
    いつもよりは少ないとは思いますが・・
    読めませんですう。

    とにかく、冷えた白のワインとおつまみを注文すればいいのですね。
    ジョッキですか?ビールなら飲めますが、ワインはちょっと無理かなあ。

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