ウルグット どのようなスザニを「素敵な」とするかは個人によって異なると思います。 ウルグットのバザールでは、大量の様々なスザニがワゴンに山積みにされていました。どちらかというと、素朴な図柄・色使いのものが多く、雑に扱われています。 より好みのものを探したくて一つのワゴンの中身を見始めると、周りの売り子(ほとんどおばあちゃん)が「うちのも見てよ!」と群がってきます。「ここのをゆっくり見させて」と態度で示しても通じず、めいめいが私の服や腕を引っ張るので大変なことになりました。早く離れなければと思い、結局適当に選んだ数枚を、値切りもそこそこに買い求めました。お勘定をしている間も、周りの売り子に取り囲まれて「うちのも買って」コールがすごいです。スザニ売り場を離れても、二人の売り子がしつこく付いてきました。ダッシュで逃げるも、向こうも本気で追いかけてきます。飲食店へ逃げ込むと、やっと諦めて去って行きました。 ともかく、いい品があったとしても、あれではゆっくり選ぶことができません。私自身は審美眼がないのでスザニの良し悪しも判らず、どちらかというと売り子にもみくちゃにされたのが面白い貴重な体験になりました。そもそもウルグットバザールの中でもスザニ売り場は建物の裏手に外れた場末にあり、見た目もみすぼらしい感じです。もしかしたらバザールの中で厄介者扱いされているのかも、と思いました。 もしサマルカンドに着いてからウルグットに行くか行かないか決めることができるのでしたら、ウルグットから出張して来ている売り子に会える可能性のある場所があります。私が訪れたときは、シヨブバザールの南側の、ビビハニムモスクとの境あたりにウルグットの売り子がスザニを広げており、ほぼ毎日来ていると言っていました。わかりくければ、シヨブバザールのどこかの売り子に尋ねるとわかると思います。そこで売られているものは数が限られていますが、ウルグットでどのようなスザニがどれくらいの価格で売られているか、知る目安にはなると思います。
ありがとうございます! リアルな体験談をお聞かせいただきありがとうございます!まるでウルグット行った気分になってしまいました。地球の歩き方にも、ウルグットから出店しているスザニお店がサマルカンドにあると書かれてたので、 まずはそこに行ってみます。情報によってはウルグットのスザニは機械製のものが多いと書かれてたので、 ちょっと大変ではありますが、日帰りでブハラに行くことも現在検討し始めました。。。
Re: ありがとうございます! お役に立ちましたら幸いです。 ブハラ日帰りは大変そうですね。 ウルグットで売られていたスザニは、私が見た感じでは機械製には見えませんでした。おそらく手刺しで、家庭で使い古されたっぽい薄汚れたものも多かったように思います。帰国後に汚れを落としたくて洗ってみたら、色落ちと色移りで無残なことになりました。 ウルグットの人ではないのですが、レギスタンの中庭に面したところにスザニ専門店があり、そこは美しいスザニを集めてありました。それなりの値段ですが、店主がカタコトの日本語を話すのでコミュニケーションは取りやすいと思います。値段はそれなりに高かったです。 良いスザニが手に入るといいですね。 楽しい旅を!