一つの例として考えました。これが「乗り放題のユーレイルパスの本当の使い方」です。 sarah1520さん、こんにちわー。 ミラノからベニスへ、夜行列車で移動できれば、 ホテル代の節約になって、うれしいですよね。 しかし、彝驫靉さんご指摘のとおり、 ミラノからベニスへは、たったの3時間です。 これでは一晩過ごせません。 sarah1520さんはユーレイルパスを使わないでしょうが、 興味深いので、 ここで「ユーレイルパスを持っていた場合の話」をしてみます。 さてもし、ユーレイルパスを持っていた場合は、ここで考えます。 夜を列車で過ごすには、 ミラノからベニスへ、ググッと遠回りすればいいのではないか。 無理に列車で寝ればいいかも。 これが、ユーレイルパスを使うポイントだったんですよ。 ちょっと古いトーマスクック(1995年)でチェックしますと、 ミラノを午後8時15分に出てウィーンへ向かう列車が、 イタリアとオーストリア国境の町TARVISIOへ、 午前3時28分に到着します。 ウィーン発のベネチアサンタルチア駅行きの列車が、 午前4時20分にTARVISIOを出て、 サンタルチア駅に午前8時42分に到着します。 すると、途中で50分ほど駅で降りるだけで、 午後8時15分にミラノを出て、ベニスに午前8時42分に到着できます。 もちろんこんな列車にいちいち金を払って乗ったら大損です。 しかし、ユーレイルパスがあれば、乗り放題ですから、 無料で移動できるわけですね。 もちろん他にもいろいろと考えられます。 これをああでもないこうでもないと考えて、 夜行列車を乗り回すのが、 本格的なユーレイルパスの使用法なんです。 時刻表は古いですが、考え方の例として示しました。 参考にしてください。 みどりのくつした
だからね,みどりのくつしたよ,おまえがヨーロッパ鉄道を語るのは100年早いって。 語りたければ,とりあえずヨーロッパにすぐ行ってこい。