19/07/23 14:56

荷物は実際には出発直前まで、元のバスのトランクで預かってもらいました

バスの行程をもう少し詳しくご説明します。

フランクフルト発ローテンブルク折り返しのバス(タイムテーブル上のA号車)は往路にヴァイカースハイムに立ち寄り、城(宮殿)を30分ほど見学します。城内は現地ガイドが付く他、ラミネート加工された日本語の案内パンフレットを貸してくれます。ローテンブルクに到着すると、シュランネ広場・ローテンブルク駅・P1駐車場の順で停まっていきます。フランクフルト日帰りの人はシュランネ広場で下車して、帰路はまたそこから乗車すればローテンブルクの滞在時間が一番長くなります。

私はP1駐車場まで乗りましたが、事前に到着しているはずのミュンヘン発ローテンブルク折り返しのバス(B号車)は遅れていたので、荷物はA号車のトランクで預かってもらったまま市街散策に行きました。

私はB号車でミュンヘンに行ったので自分で経験はしていませんが、A号車は帰路にヴュルツブルクの宮殿に15分立ち寄るようです。また、これも自分では経験していませんが、B号車はミュンヘンからの往路にハールブルク城に45分立ち寄るようです。

B号車はローテンブルクではP1駐車場に着いて、出発までそこに停まっています。私は出発予定の15時50分の10分前にはP1駐車場に戻っておいて欲しい、とA号車のガイドから指示されていましたのでその時間に戻ると、A号車のドライバーにトランクから荷物を出してもらい、B号車に移しました。

B号車の帰路はタイムテーブルに記載されているいくつかの街で乗降客があれば停まるだけで、観光のための立ち寄りはありませんでした。

ガイドの話によると、このバスは路線バスとしての役割も持っていて(そのために街中まで乗り入れる許可が取れている)、タイムテーブル上で「**ご要望に応じた停留所」となっているところも実際には必ず通っており、ローテンブルクからミュンヘンの復路で途中で乗って途中で降りた人達もいました。

なお確証はありませんが、JTBヨーロッパの「ミュンヘン発着、ロマンチック街道日帰り観光!」のコースは日本語ガイド付きでB号車の行程をそのまま利用したもの(それにしては料金がかなり割高ですが…)のようですので、B号車の詳しい行程はそのコース案内を見るとわかりやすいと思います。
http://mybus-europe.jp/mybus-jp/eBroucher.do?cityCode=MUC&itemCode=MBF20&itemTypeCode=MB

週3便に減便したことで使い勝手が悪くなり評判を落としたようですが、ガラガラのバスの赤字運行を続けるわけにもいかなかったようです。使える範囲でうまく利用し、この路線の運行が長続きすることを期待しています。

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1件のコメント

  • 体験からのご説明ありがとうございます

    ローテンブルクでの観光中、荷物はどうしたら?の質問が発端ですが、昨年まで荷物をトランクにいれておけば終点まで預かってもらえるのに、急な変更などあり得ないと思っていました。
    同時到着なら乗客が荷物を移せば済みますが、これもどちらかが遅れると、それまで観光に行けずに到着を待つ乗客も。
    2台揃ったときにドライバー同士が荷物を移動してくれるのかな?とも。それが一番合理的かなと思いましたが、出発10分集合で自分で移したわけですね。

    定時着か遅れかによってバスガイドの指示により、到着時か発車10分前に移すという感じのようですね。

    ヨーロッパバスについては数十回は回答してきましたが、今まで運行に大きな変更はありませんでした。
    当初(1971年)はロマンチック街道線はフランク~ミュンヘン、ヴュルツブルク~フュッセンの2路線あり、ローテンブルクでクロスするマンハイム~ハイデルベルク~ニュルンベルクのブルゲン・シュトラーセ線ができたころ全盛期に。
    ジャーマンレイルパスやグローバルパスなど各種鉄道パスでタダで乗れたので満席近かったです。
    2路線が統合されフランク~フュッセンになり、全額割引が6割引き~今の2割引きになったころからがらがら状態
    となり、ピーク時でも予約不要ですよとよく書き込みました。

    当初から観光バスとしては観光時間が少なく中途半端で、長距離路線バスとしての機能も併せ持つ路線でした。
    でも時間がなく、1日でフランクからフュッセンまで行けるし、ノイ城を入れても昨年までは1日半で観光でき、便利な存在でした。

    1971年から50年近く続いている人気路線ですから、なくなることはないと思いますよ。
    ロマンチック街道はドイツ一の観光地ですから。

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    19/07/23 17:57

    ガイドの当たり外れがあるかもしれません

    私がフランクフルトからローテンブルクまで乗った時のガイドはきれいな英語をゆっくり話してくれるアメリカ人で、バス車内でのWi-fiの設定・ヴァイカースハイムでの観光・バスが通る街の歴史解説・ローテンブルクでの下車場所や荷物の移し替えの案内等、丁寧に説明してくれました。ウェブサイトの情報が必ずしも親切とは思えないので、実際に乗るまでは多少の不安もありましたが、乗ってみればガイドがあれこれ臨機応変に対応してくれて、何の不自由もありませんでした。

    その一方、ローテンブルクからミュンヘンへのバスのガイドは乗車券の確認・座席への案内・ミネラルウォーターの販売・到着直前のミュンヘンの案内等、必要最小限の業務を遂行するだけで、あまり愛想のない人でした。もっとも、乗客もローテンブルクの観光で疲れており、車内アナウンスがほとんど無かったのでゆっくり眠れました。