四姑娘山・丹巴・稲城亜丁の旅程について はじめまして、 かなりタイトなスケジュールで行かれるのですね。 10月下旬はかなり寒そうですが、天気も9月より良くきれいな紅葉が期待できそうですね。 昨年9/15-24(現地滞在8.5日間)に成都->四姑娘山->丹巴->甘孜->亜青寺->甘孜->康定->成都を廻りました。 また、今年のGW 4/25~5/6(現地滞在11日間)は 麗江(玉龍雪山)~虎跳峡~香格里拉(巴拉格宗香格里拉大峡谷・石卡雪山・松賛林寺)~飛来寺(梅里雪山・明永氷河)~稲城亜丁~理塘を廻りました。 四姑娘山->丹巴->康定については大川健三さんの”『地球の歩き方 成都・九寨溝・麗江 2018-2019年度版』の補足説明”が参考になります。 基本的に長距離(茶店子~四姑娘山・康定~香格里拉鎮)はバスで宜しいかと思いますが、それ以外は状況によって乗合白タクを使われたら宜しいかと思います。(特に四姑娘山~丹巴~康定・稲城~香格里拉鎮・香格里拉鎮or稲城~空港) 1日目 成都から四姑娘山鎮へバス移動 -四川航空やANAで成都空港夜到着でしたら素直に翌朝茶天子からのバスで向かわれるのが簡単ですが、中国国際航空で昼ごろに到着の場合は包車をお願いした方が良いかもしれません。 -私は日月山荘(英語可)に2泊宿泊し、オーナーの肖さんに成都空港~四姑娘山~丹巴の乗合車をお願いしました。 2日目 双橋溝 バスで周遊 -最初にバスの終点紅杉林3800mまで行き、そこから歩きで途中まで降りてきました。(何故か登りは途中乗車できませんでした) 3日目 長坪溝 木騾子できれば長坪崖穴までトレッキング -日帰りでは木騾子3700mまでがちょうど良いと思います(木騾子より先は本格装備がないと辛い) -海子溝はより歩行距離が長くハードなようですが日帰りで奥の方まで歩かれている方がいらっしゃいました。 4日目 四姑娘山鎮→2.3h→丹巴→3h?→康定とバス移動 -乗合車が便利です。 四姑娘山から丹巴へ移動し尚且つ観光する人がいれば丹巴の手前の中路に立ち寄られてみてはいががでしょうか?集落自体が幹線道路からだいぶ山奥に入りますが、集落の外れからの眺めはなかなかです。 -同日中に康定まで移動しなければならないので、甲居をメインに梭坡は川の対岸から石塔群を眺められたらいかがでしょうか? 5日目 康定→稲城(金珠鎮)→香格里拉鎮とバス移動 -香格里拉(日瓦)鎮ではRiwa YHの近くTule Boutique Hotel(180元/英語不可/C.TRIP)に2泊しました。 -康定のきのこ鍋繁盛店”菌王府”がここにもあります。四川省・雲南省は松茸を含むきのこが有名なので2名以上の時はどこかで食されてみたらいかがですか? 6日目 香格里拉鎮→亜丁自然保護区 亜丁村→チョモラ・ツォまでトレッキング→亜丁村 7日目 亜丁村→五色海までトレッキング→亜丁村→香格里拉鎮 -私も初日に沖古寺(3900m)~珍珠海(4080m)及び仙乃日山麓(往復4km/1.5h)を歩く予定でしたが、翌日の天気予報が良くなかった為、最初に沖古寺から洛絨牛場(4180m)まで(6.7km)電動カート(往復)を使い、そこから五色海(4700m)と牛奶海(4600m)を廻り(往復11km/昼食込み約4時間)、夕方珍珠海と仙乃日山麓も廻ってしまいました。ルート的には牛奶海~五色海と廻る方が楽だと思います。 -あまりにも情報が無かったので亜丁村では宿泊しませんでしたが、見たところかなりの数の宿泊施設が建っていましたので、飛び込みでもなんとかなりそうです。 8日目 香格里拉鎮→稲城亜丁空港→成都双流空港 -初日に牛奶海~五色海を廻れれば7日目は稲城(金珠鎮)泊で宜しいかと。 -私は街の中心の広場の向かい稲城格桑拉大酒店(Ge Sang La)C.TripではWogo Hotel(115-150元/英語不可)に宿泊しました。 -香格里拉鎮-稲城(乗合50元 73km/1.7h) 稲城-稲城亜丁空港(乗合50元 48km/1.2h) 確か香格里拉鎮ー空港の乗合は100元だったと思います その他ご参考まで ----------- -四川省でも雲南省でも基本的にBooking.comとTrip.comで当たりをつけておいて、当日飛び込みで行きました。宿に空室がある場合は当日かなり料金が下がっていました。 -成都空港でSIMカードを調達予定でしたがえらく高かったので(値段は失念)、出発前にAmazonでChuna Unicomの8日間データ通信専用SIMカードを用意された方がよろしいかと。 -WeChat Payは観光地入場料・宿・食事・バス・乗合車等、殆どの場所で使えるので空港等でチャージされていくことをお勧めします。 因みに銀聯カードも作っていきましたが殆どの場所で使えませんでした。 それでは良い旅を!
ありがとうございます! 詳しい解説をしていただき、ありがとうございました。 今回の日程は、四姑娘山と稲城亜丁自然保護区を最小日数で周遊できるよう長距離バスの時間も調べて組んでみましたが、もともとバスの本数が少ない地域なので、当日ではバスの切符が買えないともありそうです。 もう少し日程を増やして丹巴や康定あたりで滞在する時間を確保した方がよさそうですね。 昨年春、現地滞在4日間の雲南旅行で、元陽、羅平、石林を周遊ましたが、乗車したい時間帯のバスや列車の切符が買えず苦労しました。 もう少し日程を増やすか、日程を増やせない場合は、稲城亜丁自然保護区を諦めて別のところを周遊する計画にしようかと思っています。
補足 かなりタイトに感じますが、決して無理な旅程ではないかと。1-2日確保出来ればより良いかと思いますが... 東チベット四川省側はラルンガルゴンパに加えてヤーチンも外国人立ち入り禁止になったのが痛いですね。 稲城亜丁を諦めるのであれば、成都~康定~海螺溝大氷河(ミヤコンガの遠望)~康定~丹巴~四姑娘山~成都の方が高地順応にも良いのではないでしょうか? または丹巴と四姑娘山は次回に廻して麗江から稲城亜丁へ抜けられるのも良いかと。その場合は飛来寺(梅里雪山の遠望)は削った方が良いと思いますが... こちらの詳細情報は後程旅スケにアップします。 別板で稲城亜丁について質問されていたので補足です。(2019年5月時点) -香格里拉鎮(日瓦)~游客中心はバスが走っています。初日は20分ほど捕まらなかったのでヒッチをしたら公安の車でした(笑)。 -稲城-稲城亜丁空港(エアポートバス)出発地点は地球の歩き方とは違っていました。 実際には稲城雪域花園温泉酒店(より街の中心に近く金珠大酒店の斜め向かい)が始発で、機場賓館(翔雲賓館)の敷地には入らず脇の幹線道路に10分ほど停車後空港へ向けて出発したとのことです。