チロル州チケット1週間7200円

見どころばかりできっぷ、パスに関して答えてませんでした。
チロル州の列車、バス、市電に乗り放題のヴォッヘン・ティロール・チケットの1週間券(約7200円、昨年の値段)を駅で買うと安上がりかと。
ミュンヘンからクーフシュタインで一度降り、駅券売機で購入。街を次の列車まで散策して、インスブルック泊がいいかと。
このチケット(パス)があれば、購入日を含めた7日間チロル州内では交通費が要りません。ロープウエイ、リフトは別ですが。
国境駅のミッテンヴァルトまでと、ドイツ領内で下車しない限り、その先のガルミッシュを経て、再びオーストリア領に入ったエーアヴァルト、ロイテまで乗れます。
よって、アルプバッハやエッツタール最奥のオーバーグールグル、フェントへのバス、インスブルックの市電、STB登山市電(これは乗車時にチケットで乗れるかチェックを)はフリーパス。ミッテンヴァルトで下車までは有効です。
ガルミシュまでは別料金となるので、エーアヴァルトまで乗り、下車。バスでツークシュピッツェロープウエイ麓駅へ(無料)。ロープウエイで山頂まで往復(別払い)。再び無料の列車でロイテまではチケットでカバー。あとはフュッセンへのバス代とフュッセン~ミュンヘンの列車代、初日のミュンヘン~クーフシュタインの列車代だけで済みます。
もっともこのオーストリア側から登山下山プランは列車代が安く済むというだけで、以下の理由でどちらもお勧めはできません。

まず、登山ですがメインルートの登山鉄道の眺めがよく、途中駅のまるでサンゴ礁の海の底のようなの透明なアルプゼーの湖畔一周ができないこと。
下山はガルミッシュ~エアヴァルト間のツークシュピッツェなどの絶景が見れないからです。
ミッテンヴァルト~ガルミッシュとガルミッシュ~エアヴァルト間のきっぷを買ってください。

なお、ドイツ側にはバイエルン州の列車、地下鉄、市電、バスなどに1日(平日は9時以降)乗り放題のバイエルンチケットがあります。
確か€32なので、フュッセン→ミュンヘンの列車代より安上がりかも。

また、チロルで雨の場合はインスブルックの王宮、博物館、列車で東へ10分のハル、ワッテンスにあるスワロフスキークリスタルワールド、ラッテンベルク、クーフシュタンなど雨でもさほど支障ない街並み歩きがいいかと。

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1件のコメント

  • マルコポーロ3さん

    チロル州のそんなチケットもあるんですね。
    日本でもその都度チケットを買うということをしないので、乗り放題などのほうがラクです。

    インスブルックで南や北の山へ行かないで、
    ほかの山、もしくは天気が悪かったら、
    インスブルックカードの必要もなかったりなので
    臨機応変に対応できそうです!!

    いただいた情報を整理して参考にさせていただきます♪
    バイエルンチケットも、フュッセン⇒ミュンヘンで使いたいと思います!
    ありがとうございます。

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