チロル地方にはまだまだ魅力的な観光地がメジロ押し

チロル地方ではインスブルックだけが有名で、他は余り知られていないのでインスブルックのみ滞在の方が多いのが残念です。
チロル地方を堪能するにはいかにインスブルック滞在を少なくするかがポイントになると思います。
50歳以上ならJR東日本とJR北海道の新幹線、特急がに5日間乗り放題の大人の休日倶楽部パス(2万6000円)というのがありますが、、阿寒・摩周、大雪山、知床、釧路湿原、支笏洞爺、利尻礼文サロベツの各国立公園を北海道の大自然を堪能するには札幌を最小限の滞在としないと不可能です。それでも5日では3~4カ所がせいぜいですが。

この7つの国立公園(一つは世界自然遺産)に相当するのがアルプバッハやエッツタールをはじめ、インスブルックから登山市電で登るシュトウバイタール、SLが走るチロルの渓谷の女王ツィラータール、ミニSLで山上の湖まで登るアッフェン湖、アルプス越えのバス道路フェルンパス(インスブルック~ロイテ)、パッツナウンタール、ゼーフェルトなどのチロルの景勝地で、検索すると目移りがして、もう大変です。

交通の便ではNO1のインスブルックは時間がなくて以上のチロル各地に足を延ばせない方ののためのお手軽チロル観光のための場所と捉えたほうがいいかも知れません。

でも、せっかくインスブルックに2泊もするのですから、旧市街散策とノルトケッテは行かれるといいでしょう。
半日あればOKです。

あと半日はインスブルック中央駅からSTB鉄道という市電に乗ると、いつの間にかアルプスをゴトゴトと登っていくのみ驚きます。573mのインスブルックから1007mのテルフェスを経て終点のフルプメスまで標高差434mを約1時間で登ってしまう、世界でも稀な”登山市電”なのです。フルプメスではリフトで1645mまで登れ、エッツタールと並ぶ山上ハイクのメッカです。
書き忘れましたが、エッツタールではリフトで双子氷河そばまで歩けます。

オーストリア国境に接するオーバーバイエルン地方も花に飾られた宿など風俗はチロル地方そのもので、一体と思ってもいいでしょう。
ミッテンヴァルト、ガルミッシュはオーストリア側のエッツタール、アルプバッハに勝るとも劣らない美しい高原で、よってこの4カ所をメインに回るのがミュンヘンインアウトのベストプランといえるでしょう。

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1件のコメント

  • マルコポーロ3さん

    目白押しすぎますね・・・
    どこもおすすめとしか思えない場所ばかり、カタカナが目の前を飛んでます(笑)

    インスブルックでは、北のノルトケッテか南、両方行くか、
    他に足を伸ばすか。
    どこへくにもそこまで遠くないことがわかってきたので、
    色々調べておきつつ、当日の天気などで行動しようと思います。
    鉄道もいいですね、フルプメスのハイキングも調べてみます!!

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    チロル州チケット1週間7200円

    見どころばかりできっぷ、パスに関して答えてませんでした。
    チロル州の列車、バス、市電に乗り放題のヴォッヘン・ティロール・チケットの1週間券(約7200円、昨年の値段)を駅で買うと安上がりかと。
    ミュンヘンからクーフシュタインで一度降り、駅券売機で購入。街を次の列車まで散策して、インスブルック泊がいいかと。
    このチケット(パス)があれば、購入日を含めた7日間チロル州内では交通費が要りません。ロープウエイ、リフトは別ですが。
    国境駅のミッテンヴァルトまでと、ドイツ領内で下車しない限り、その先のガルミッシュを経て、再びオーストリア領に入ったエーアヴァルト、ロイテまで乗れます。
    よって、アルプバッハやエッツタール最奥のオーバーグールグル、フェントへのバス、インスブルックの市電、STB登山市電(これは乗車時にチケットで乗れるかチェックを)はフリーパス。ミッテンヴァルトで下車までは有効です。
    ガルミシュまでは別料金となるので、エーアヴァルトまで乗り、下車。バスでツークシュピッツェロープウエイ麓駅へ(無料)。ロープウエイで山頂まで往復(別払い)。再び無料の列車でロイテまではチケットでカバー。あとはフュッセンへのバス代とフュッセン~ミュンヘンの列車代、初日のミュンヘン~クーフシュタインの列車代だけで済みます。
    もっともこのオーストリア側から登山下山プランは列車代が安く済むというだけで、以下の理由でどちらもお勧めはできません。

    まず、登山ですがメインルートの登山鉄道の眺めがよく、途中駅のまるでサンゴ礁の海の底のようなの透明なアルプゼーの湖畔一周ができないこと。
    下山はガルミッシュ~エアヴァルト間のツークシュピッツェなどの絶景が見れないからです。
    ミッテンヴァルト~ガルミッシュとガルミッシュ~エアヴァルト間のきっぷを買ってください。

    なお、ドイツ側にはバイエルン州の列車、地下鉄、市電、バスなどに1日(平日は9時以降)乗り放題のバイエルンチケットがあります。
    確か€32なので、フュッセン→ミュンヘンの列車代より安上がりかも。

    また、チロルで雨の場合はインスブルックの王宮、博物館、列車で東へ10分のハル、ワッテンスにあるスワロフスキークリスタルワールド、ラッテンベルク、クーフシュタンなど雨でもさほど支障ない街並み歩きがいいかと。