19/06/23 21:52

全日空の場合

コードシェアについて
運航会社の規定が適用となるもの
ご搭乗時
・チェックイン締切時間
・オーバーブッキングによりお客様へ座席を提供出来ない場合の補償
・手荷物の紛失ならびに破損時のお客様への補償
・イレギュラー時(遅延・欠航など)の対応
なので、 運行会社に一任(と言うかそこが決める)されます。

キャンセルの場合、翌日便とか払い戻しもありますが、やはり全日空の場合、
第12条 (航空便のスケジュール、延着及び取消)
(B) (取消)
(1)会社は、予告なしに、会社の引受けた運送につき運送人を変更し又は航空機を変更することがあります。
(2)会社は、次のいずれかの事由によるときは、予告なしに、航空便又はその後の運送の権利若しくは運送に関わる予約を取り消し、打切り、迂回させ、延期させ又は延着させ、また離着陸すべきかどうかを決定することがあります。この場合、会社は、この約款及び会社規則に従って航空券の未使用部分に対する運賃及び料金を払い戻しますが、その他の一切の責任を負いません。

国際航空運送約款では航空会社の免責ですが、航空会社が代替便の手配をするケースもあるというだけの話。自分で航空券を買った時点で、その代金が支払われることはあり得ません(営業判断ですることは、証券会社の補填と同じ)。

粘り強く交渉していれば、結果は違っていたかも知れませんが、イレギュラーな場合は同じような境遇の客が殺到するし、その客が全て同じ待遇を受ける訳ではないので、仕方ないでしょう。

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1件のコメント

  • 全日空の場合

    ご丁寧にありがとうございます!
    コードシェア便はやはリ運行会社に対応が一任されているんですね。
    第12条が理解しきれなかったのですが、代替便を用意する義務はないということなのでしょうか?
    たしかにキャンセルになった際アメリカ人は何時間も粘って交渉していたので、私もそのくらい粘れば結果は変わっていたかもしれませんね。
    この場合、粘る以外に選択肢はないんでしょうか…?今後の参考のために教えて頂けたら嬉しいです。

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    19/06/24 07:59

    単に客を契約通りに送り届けるだけ

    という点にだけ縛られるのであり、代替えとか宿代はあくまで”厚意”なのです。ですから、それを決めるのは運行会社なのだと書いたつもりなのですが・・・・。

    どうも、相手の意図が正確に伝わっていないという気がします。代替えは、元々提供する予定はなく、次便以降に乗せるのか、代金返却が通常の対処(全く何もしないことは許されない)なので、返金なら航空券を買った会社(代理店も同じ)に打診しろと言うだろうし、それ以上のことは、航空券の出生(サブクラスも含め)に拘わるのも、ある意味当たり前のことでしょう。失礼な言い方になるかも知れませんが、自社航空券所有者だけでも難題を突きつけてくるので(企業の苦情担当と同じく、企業イメージを維持しつつも最後は企業利益を優先する)、他社航空券所有者は適当にあしらわれた(丸め込まれた)可能性もあります。お互いに英語は堪能とは言えないでしょし、第三者を介したならば尚更、意図がきちんと伝わっていなかったのでは?

    >キャンセルになった際アメリカ人は

    英語で難しい交渉ができる人との差です。これをみても、航空会社は一般客まで代替え認める気がなかった(クラス、サブクラス、会員ステータスに依って実は対応は異なるのです)ことが伺えます。

    要するに、何も要求しなければ、また素直に引き下がれば、エアラインは最低限の義務を果たすだけです。それは翌日、極端な話、一週間後でも目的地に客を届けること。それ以外は、厚意と言うか、客側からすれば交渉によりかちとるものなのです。

    客側も細かい規則なんか知ることはなく、極一部のマニアくらいでしょう。正確に知っているのは。ただし、基本原則を知っているのと知らないのとでは大違いなのは確か。また、アクセス権が確保できている(上級クラスか上級会員は交渉窓口が異なります、欠航時の国内線でもよくみる光景です)のも重要で、そうでないとその他大勢と担当者一人とのやりとりなので、要求を言うだけでも大変なのです。一方、地上係員側の質の問題もあります。正直、これまでの経験で、どちらのエアラインも質は決して良くないと思います。航空会社の人間だからと言って、規則や制度に精通しているかと思ったら大間違い。かなりいい加減で、他社のことになると素人同然のことのほうがむしろ多いのです。

    今回の教訓は、”不測の事態では冷静かつ論理的に、粘り強く交渉すること”でしょう。金銭面では、航空会社が認めない限り、出費が補填されることもあり得ません。